話題
「もうあのお弁当は持っていきたくない」 母が理由を聞く→小3息子が号泣 学童での出来事に心痛「胸が苦しく」
公開日: / 更新日:
「もうあのお弁当は持っていきたくない」突然泣き出した息子
息子さんが昼食を残した日、母親は帰宅が遅かったため夫が対応していました。夫からは「大好物のはずなのにほとんど残していて、家に帰ってから食べていた」と聞いたそうです。
学童では昼食の時間が限られており、以前にも時間切れで食べきれないことがありました。そのため、今回も同じ理由だと思い、その日は深く尋ねませんでした。
しかし、別の日にランチボックスについて尋ねると、息子さんは突然泣き出しました。
「もうあのお弁当は持っていきたくない」
思い出し泣きをするほどつらい思いをしていたことを初めて知り、大きく動揺しました。そこで学童側へ事実確認をしたところ、昼食を見た友達の一人が「え、マックじゃん」と反応し、その声を聞いた周囲の子どもたちが一斉に騒ぎ、はやし立てていたことが分かりました。
「まずそう」「変」といった否定的な言葉を直接ぶつけられたわけではありませんでしたが、突然みんなの注目を浴び、周囲が騒ぎ始めたことで居心地が悪くなり、昼食を食べられなくなってしまったようです。
それほどつらい思いをしていたにもかかわらず、すぐに気づいてあげられなかったことに大きな責任を感じたといいます。
息子さんには「あなたは何も悪くない。人のお弁当について騒ぐのはよくないことだから、先生にお話ししておくね」と伝え、「良かれと思って持たせたけど、結果的に嫌な思いをさせてしまってごめんね」と謝ったそうです。
学童側もすぐに事実を確認。関係する子どもたちへの個別の指導に加え、息子さんの名前を伏せたうえで、全体にも話をしてくれました。その後、息子さんは「自分は何も悪くない」と受け止められるようになり、現在は昼食の時間を含め、楽しく過ごしているといいます。
「市販品だって働いて稼いだお金で買ったもの」反響を受けて明かした思い

今回の投稿への反響のなかには、「妬みだね」といった声があった一方で、手抜きや市販品だから騒がれたのではないかと指摘する意見もありました。
それに対し、母親は「市販品だって働いて稼いだお金で買ったものです。手抜きレシピだって工夫です。どんな内容でも大なり小なり手間やお金や時間がかかっています。明日のお弁当どうしようって、毎日母たちは考えているのです」と話します。
今回の昼食は、作った母親も、食べる息子さんも納得していたものでした。それでも、多くのコメントを読み、時間をかけて出来事を振り返るなかで、痛感したことがあったといいます。
「子供の世界に、大人の価値観が通じないという配慮が足りませんでした。大人から見れば遊び心のある楽しいアイデアでも、ヤマザキのパンチの効いたパッケージやマックに寄せた見た目は、子どもたちの間では悪目立ちしすぎてしまったのだと思います」
友達の「え、マックじゃん」という言葉も、悪意ではなく、単なる驚きや「うらやましい」という無邪気な反応だったと受け止めています。それでも、小学校という場所は、大人が思っている以上に「人と違うこと」へアンテナが高いのだと気づかされたといいます。
「毎日学童に行ってくれる息子に喜んでもらおうと、母として『良かれ』と思ってのことでしたが、それが裏目に出てしまいショックでした。どんな思いで昼食の時間を過ごし、大半を残したのか。すぐにそれを親にも報告できなかった事実。どれを考えても胸が苦しくなります」
楽しい思い出になるはずだった昼食をめぐる出来事は、言葉にされない子どもの変化にどう気づくかを、改めて考えさせるきっかけになりました。
「学校に行きたくない理由や悩んでいることを聞き出すのは、年齢が上がるにつれてどんどん難しくなると思っています。今回はたまたま私が話を蒸し返したことで気づけましたが、子どものちょっとした変化に気づけるか、親として気を引き締めてコミュニケーションをとらなければならないと考えさせられる出来事でした」
今回の経験を胸に、これからも息子さんとの何気ない会話を大切にしていくそうです。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)
