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「生まれ変わっても、またこの道を選びたい」 性自認に悩んだ末に出会った妻 「あなたがいい」ふたりが家族になるまで

公開日:  /  更新日:

著者:古川 諭香

妻・えいひさん(右)と結婚式を揚げた日【写真提供:らいせもえ(lovely315pass)さん】
妻・えいひさん(右)と結婚式を揚げた日【写真提供:らいせもえ(lovely315pass)さん】

 自身の性自認は男性だと公表しながら、パートナーと「地雷系女の子カップル」としてSNSを中心に活動している「らいせもえ」(lovely315pass)さん。20歳の頃から性自認に違和感を覚え、自分らしく生きる道を模索してきました。そんななかで出会ったのが、現在のパートナーです。ありのままの自分を受け入れてくれた相手と、どのように関係を築き、家族になったのでしょうか。ふたりの歩みを聞きました。

 ◇ ◇ ◇

「いまさらそんなことはどうでもいい」 性自認を打ち明けたときの妻の言葉

 ふたりが出会ったのは、らいせもえさんが24歳のときです。当時は、男装カフェに勤務していました。

 現在の妻・えいひさんはレズビアン。系列店のコンセプトカフェで働いていました。えいひさんは男性姿のらいせもえさんに出会ったあと、かつて、らいせもえさんがSNSに投稿していた女性の服装をした写真を見て、ひとめ惚れ。えいひさんからの猛アプローチを経て、交際がスタートしました。

「実は、自分の心が本当に男性なんだと確信を持てたのは、妻とつきあってからでした」

交際当初のふたり【写真提供:らいせもえ(lovely315pass)さん】
交際当初のふたり【写真提供:らいせもえ(lovely315pass)さん】

 交際当初は、女性らしい姿に惹かれたえいひさんの好みに合わせた服装をすることもありました。しかし、しだいに抵抗感が強くなり、鏡の前で涙を流したことも。

 そこで、意を決して、自身の性自認が男性であることを告白。すると、えいひさんはありのままの姿を受け入れてくれました。

「女性を好きになるレズビアンの方に、自分の性自認が男性だと伝えると関係がうまくいかなくなってしまうことも多いのですが、彼女は『いまさらそんなことはどうでもいい。あなたがいい』と言ってくれました」

 性別ではなく、自分自身を見てくれた妻の言葉。その後もふたりは関係を育み、昨年、結婚式を挙げました。