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「優しい夫だと思っていた」 3年で犬猫9匹の大所帯に 「子どもが欲しい」と言われた妻の不安 夫婦カウンセラーがアドバイス
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教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ

犬や猫との暮らしは、日々に癒やしや楽しさを与えてくれる一方、食事や散歩、通院など、命を預かる責任も伴います。とくに複数のペットを飼う場合、世話にかかる時間や費用は少なくありません。今回お話を伺った30代女性は、夫が次々と連れてくる犬や猫の世話を、ほぼひとりで担っているといいます。さらに、夫から「そろそろ子どもを作ろう」と言われ、将来に不安を感じるように。夫婦カウンセラーの原嶋めぐみさんに、夫とどう向き合えばいいのか伺いました。
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「優しい夫」と思っていたのに…3年で犬4匹、猫5匹に
今回お話を聞かせてくれたのは、関東地方に暮らす笹岡妙美さん(仮名・30代)です。妙美さん夫婦が住んでいるのは、駅から1キロほど離れると田んぼが広がる地域。土地代が比較的安いこともあり、いつか子どもができたときのことも考え、広めの土地を購入して家を建てました。
新居に住み始めてしばらく経った頃のこと。夫が突然、小さな猫を連れて帰ってきました。
「『田んぼの脇にいたんだけど、親猫がいないようだったから連れてきちゃった』って。まだ目も開いていない子猫がミーミー鳴いているのを見たら、私もかわいそうになってしまって。そのまま飼うことにしました」
行き場のない小さな命を放っておけなかった夫。妙美さんは当時、「心優しい夫を持って幸せだなぁ」と感じたといいます。
ところが、それから半年もしないうちに、夫は犬を連れて帰ってきました。知人の家で子犬が生まれ、飼い主を探していると聞き「かわいそうだから、うちで飼おうと思って」と、もらってきたといいます。
突然のことに驚いたものの、もともと犬好きだった妙美さんは、その犬も家族として迎えることにしました。しかし、それで終わりではありません。
「その後も、夫が犬や猫を連れて帰ってくることが続いて……。3年間で、夫が連れてきたのは犬4匹、猫5匹。気づけば9匹になっていました」
問題は、それだけ多くの犬や猫を迎えながら、夫が日々の世話をほとんどしないことでした。9匹分の食事やトイレの世話、抜け毛の掃除など、毎日やることは山積みです。
なかでも負担が大きいのが、犬4匹の散歩。一度に4匹を連れて歩くことは難しいため、2匹ずつに分け、それを朝晩繰り返しているといいます。
「夫は気が向いたときに遊ぶくらいです。犬の散歩もほとんどしません。自分が連れてきた子たちなのに、結局、日々のお世話は私がやっています」
暮らしそのものも大きく変わりました。新築だった家の床や壁には犬や猫の爪痕がつき、庭には犬たちが掘った穴も。さらに、エサ代やペットシーツ代、ワクチン接種など、9匹を飼うにはお金もかかります。
そんな生活を送るなか、今年に入って夫から「そろそろ子どもを作ろう」と言われました。
「正直、『この状況で?』と思いました。今でも9匹の世話だけで手いっぱいです。子どもは欲しいと思っていましたが、妊娠して今までと同じように世話ができるのかも不安ですし、子どもが生まれたあと、育児まで私ひとりに任されるんじゃないかと思ってしまって……。夫は子どもが欲しいと言いますが、その前に今いる子たちの世話をもっとしてほしいです。どう話せば、わかってもらえるのでしょうか」