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「優しい夫だと思っていた」 3年で犬猫9匹の大所帯に 「子どもが欲しい」と言われた妻の不安 夫婦カウンセラーがアドバイス

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ

「子どもが欲しい」なら、今の生活のままで可能なのか具体化を

 夫から「そろそろ子どもを作ろう」と言われた妙美さん。夫婦カウンセラーの原嶋めぐみさんは、まず夫に「子どもが生まれたあとの生活」を具体的に考えてもらう必要があるといいます。

「『子どもが欲しい』という気持ちだけで話を進めるのではなく、今いる9匹を飼いながら、誰がどのように育児をするのかまで夫に聞いてみてください。妙美さんが妊娠中や産後、これまでと同じように4匹の犬を散歩させ、9匹の世話をする前提では生活できません」

 そのため、原嶋さんは「今から役割を交代してみる」ことを提案します。

「たとえば一定期間、夫に犬4匹の散歩をすべて任せるなど、妙美さんが担っていることを実際に経験してもらってはいかがでしょうか。今の生活を維持するだけで、どれほどの時間と労力が必要なのかを夫自身が理解しなければ、その先の育児について現実的な話はできないと思います」

 さらに、9匹を飼い続けるのかも、避けては通れない問題です。

「夫婦で世話を分担しても、妊娠や育児との両立が現実的ではないとわかった場合は、今後の飼育環境についても考える必要があります。大切なのは『子どもか、ペットか』とすぐに二者択一にすることではなく、今いる9匹の命にも責任を持ちながら、子どもを迎えられる生活を作れるのかを具体的に考えることです」

 そして、新たな犬や猫を迎えることについては、夫婦どちらかの判断だけで決めないことも必要だと原嶋さん。

「夫が本当に子どもを望んでいるのであれば、まず『欲しい』と言うだけではなく、今の家庭に対してどこまで責任を担えるのかを行動で示してもらいましょう。それを見たうえで、妙美さんも夫との子育てをどう考えるのか、判断していくことが大切だと思います」

(和栗 恵)