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健康診断前の“絶食ルール” 飴やガムは食べてもOK? 医師が解説する自己判断のリスク
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うっかり朝食を食べてしまったら…隠さず伝えることが大切
当日、朝食を食べてしまった場合は、まず健診施設に連絡して相談してください。食べた時間や内容によって、検査結果への影響が変わるためです。
血液検査では血糖値や中性脂肪などが食事の影響を受ける可能性があります。また、胃カメラやバリウム検査では、胃の中に食べ物が残っていることで検査を安全に行えない場合も。
そのため、「少ししか食べていないから大丈夫」「パンをひとくち食べただけだから問題ない」という自己判断は避けましょう。何を、何時ごろ、どのくらい食べたのかを施設に伝えて、予定どおり検査を受けられるのか、検査項目の変更や延期が必要なのかを確認することが重要です。
健診の前日は、普段通りの生活を
健診の前日は、できるだけ普段通りの生活を心がけてください。健康診断の前だからといって、急に食事量を極端に減らす必要はありません。過度な飲酒や激しい運動も、検査結果に影響する可能性があるため、前日は控えましょう。
また、睡眠不足や強い緊張が体調に影響することもあります。できるだけ十分な睡眠をとり、落ち着いた状態で受診することが理想です。
服用している薬については、自己判断で中止しないことも重要です。とくに糖尿病の薬などは、絶食との兼ね合いで調整が必要になる場合があります。普段から薬を飲んでいる人は、事前に健診施設や主治医へ相談しておくと安心です。
健康診断は、症状がない段階で体の変化に気づくための大切な機会。検査前の準備をきちんと行うことで、より正確な結果につなげることができます。案内をよく確認し、不明な点は健診施設に問い合わせましょう。
外科・内視鏡専門医。がん拠点病院等で消化器がん診療の経験を重ね、現在は広島DS内視鏡・日帰り手術クリニック院長。健診にとどまらず、内視鏡や日帰り手術などの専門医療に誰もがアクセスできる「社会インフラとしての医療モデル」の構築に取り組む。その活動が評価され、The Wall Street Journal主催の国際アワードを受賞。
公式サイト: https://www.touge-geka.jp/
(Hint-Pot編集部)
