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「仕返しだったの?」 高熱で寝込んだ妻が夫の態度に違和感 数年前の出来事を引き合いに出されて困惑
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教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ

夫婦で長く暮らしていると、自分では忘れていた出来事を、相手がずっと覚えていて驚かされることもあります。今回お悩みを寄せてくれたのは、結婚10年目を迎える30代女性。感染症で寝込んだ際、夫が口にしたなにげないひと言から、数年前の出来事を思い出したといいます。夫婦カウンセラーの原嶋めぐみさんに話を聞きました。
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感染症で寝込んだ妻 夫の態度に違和感
神奈川県在住の田端優香さん(仮名・30代)は、2歳上の夫と2人の子どもと4人暮らし。この秋で結婚10年目を迎えます。
今年の初夏、優香さんは感染症にかかり、高熱で数日間寝込みました。夫は在宅ワーク制度を利用し、子どもたちの世話を担当。優香さんにも朝晩、おかゆを作り、麦茶や経口補水液などを寝室まで届けてくれたといいます。
ただ、優香さんは夫の態度が気になりました。必要なものを届けるとすぐに部屋を出ていき、会話もほとんどありません。優香さんが寝室から出ようとすると、「必要なものがあるなら持っていくから」と止められることもありました。
子どもたちにうつしたくないのだろうと、優香さんも最初は納得していました。しかし、数日間ほとんど顔を合わせない生活が続き、つい夫に不満を漏らしたといいます。
「夫に『そんなに避けなくても良くない?』と言ったら、『俺もコロナのとき、家に入れてもらえなかったけどね』って言われたんです」
一瞬、なんのことかわからなかったという優香さん。しかし、すぐに数年前の出来事を思い出しました。新型コロナウイルスの感染が拡大していた当時、夫は総合病院に勤務していました。医師ではありませんでしたが、まだ幼かった子どもたちへの感染を心配し、優香さんは夫に「しばらく実家から職場へ通ってほしい」と頼んだことがあるのです。
「夫は何も言わずに実家へ行ってくれたので、そんなに嫌だったとは思っていませんでした。私も当時は、子どもたちを守らなきゃという気持ちでいっぱいでしたし……」
夫の実家は同じ市内にあり、優香さん自身、それほど無理なお願いをしたつもりはなかったといいます。その後、夫婦の間でこの話が出ることもありませんでした。
それだけに、数年が経って夫の口から当時の話が出てきたことに、驚きました。
「ずっと覚えていたんだ……と思いました。今回、私と必要以上に距離を取っていたのも、もしかしてあのときの仕返しだったのかなって」
回復後、優香さんが夫に「あれって仕返しだったの?」と聞くと、夫は「別に。子どもにうつしたくなかっただけ」と答えたそうです。それでも、夫が何年も前の出来事を持ち出したことが引っかかっています。
「夫はあのとき、本当はどう思っていたんでしょうか。これまで何も言わなかったのに、ずっと根に持っていたのかと思うと、少し怖くなってしまって。私も悪かったのでしょうか」