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「5万円で売ってくれ」 手塩にかけた盆栽へのまさかの打診 拒否された業者の“心ない言葉”に憤りの声「桁が違う」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

枯れかけの木を救いたい一心で始まった3年間

“お迎え”当時の盆栽【写真提供:だるま盆栽(darumabonsai)さん】
“お迎え”当時の盆栽【写真提供:だるま盆栽(darumabonsai)さん】

 現在29歳のだるま盆栽さん。盆栽と出会ったのは、23歳の頃でした。仕事柄、デスクワークが多く、「身近に自然を感じられるものが欲しい」と思っていたとき、近くの道の駅で販売されていた盆栽に魅了され、育て始めたといいます。

「当時はまだ盆栽の技術も十分ではありませんでしたが、いつ枯れてしまってもおかしくないような状態だったので、『なんとかこの木を救ってあげたい』という思いが強くありました。まずは元気に育てることを第一に考えていました」

 見事な復活を遂げるまでの3年間、一番苦労したのは日々の水やりでした。「出張などで家を空けることもありましたが、とくに、夏場の猛暑日は水切れが心配でした」とのこと。そういうときは家族にも協力してもらい、人の手でしっかりと水やりをつなぎながら、乗り越えてきました。「自分一人だけではなく、家族の協力があったからこそ、ここまで育ててこられたと思います」と感謝を口にします。

「大切に育てている盆栽なので、手放したくない」

 家族と二人三脚で愛情を注ぎ、見違えるように元気になった盆栽。だからこそ、業者からの電話には「大切に育てている盆栽なので、手放したくない」と率直に感じたそうです。「金額的にも自分の中では到底納得できるものではなく、売ることは考えられませんでした」と語ります。

 成長する過程を楽しみながら、盆栽に愛情を注ぐだるま盆栽さん。これからもそばで見守りながら、こんな決意を明かしてくれました。

「まずは、これからも枯らさないように、日々の管理を徹底していきたいです。そのうえで、しっかりと樹勢をつけながら、枝の配置や棚作りなどにも取り組み、全体のバランスが整った、より魅力のある盆栽に仕上げていきたいと思っています。まだまだ勉強中ですが、少しずつ良い姿に近づけていければと思っています」

(Hint-Pot編集部)