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ハワイの小学校で絶句 子どもたちが食べ残しをゴミ箱へ… 日本人女性が衝撃を受けた給食事情とは

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

食べ物がたくさん残った紙皿をゴミ箱へ 衝撃の光景

学校のカフェテリアで子どもは一列に並び、紙皿に食べ物をのせてもらう【写真:i-know】
学校のカフェテリアで子どもは一列に並び、紙皿に食べ物をのせてもらう【写真:i-know】

 では、ハワイの学校では、給食で食べ残したものをどうしているのでしょうか。

 娘が通う小学校では、なんと子どもたち自ら、紙皿ごとゴミ箱に捨てています。以前から話には聞いていましたが、食べ物がたくさんのった状態の紙皿をゴミ箱に捨てている様子を実際に見たときは、カルチャーショックを受けました。

 いつ私がその光景を見たのかというと、それは朝食サービスの際です。

 ハワイの公立学校には、児童・生徒向けの朝食サービスがあります。娘が通う学校の場合、始業ベルが鳴る50分前から、学校のカフェテリアで朝食を取ることができるのです。

 基本的には1食につき1ドル10セント(約174円)で、家庭の収入に応じて無料または半額に。保護者も一緒に食べることができるので、フルタイムで働く親にとってはとてもありがたいサービスです。

 我が子も、パンケーキやフレンチトーストといった好きなメニューの際はこのサービスを利用しています。ある朝、私も一緒に登校してカフェテリアで食べてみることに。味は大人が食べてもおいしいものでした。

 ところが、周囲の子どもたちは、食べ物を取るだけ取って、たくさん食べ残しています。それをゴミ箱に捨てている光景を目にしたときは、思わず「もう少し食べなさい」と注意をしたくなったほどです。

 娘いわく「みんな、朝ごはんも昼ごはんもあまり食べないで、あれぐらい捨てているよ」とのこと。これには開いた口がふさがりませんでした……。

食べ物を無駄にしないこと 娘に伝えたい日本の価値観

 ハワイでは、フードロスを減らす取り組みのひとつとして、食品会社やスーパーマーケット、農家などから寄付された食品や食材を、必要としている人々に無料で提供する「フードバンク」の活動が行われています。

 これは素晴らしい取り組みだと感心していましたが、その一方で、学校で目撃した大量の食べ残しには、食べ物を無駄にしないことをもっと教えてほしいと感じずにはいられませんでした。

 もちろん、苦手なものや食べ切れないものを、無理して口にする必要はないと思います。それでも、まだ食べられるものを当たり前のように捨ててしまう光景には、どうしても抵抗があります。

 せめて我が子だけは「食べ物を無駄にしない」という日本の価値観を持ってほしい――。そのためにも、娘には普段から、しつこいくらい言い聞かせています。

 日本の給食で、食べ残せない雰囲気に戸惑った娘。それでも、自分たちで給食を準備することや、食べ物を大切にする日本の子どもたちの様子に触れられたことは、娘にとって良い経験だったと実感しています。

※1ドル=158円で換算(10月12日現在)。

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(i-know)

i-know(いのう)

大学卒業後、フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。34歳のとき日本のキャリアに一区切りをつけ、単身ニューヨークへ。その後、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(8歳、6歳)をバイリンガルに育てるべく奮闘している。