お出かけ
「よくこんなに持ってきましたね」 登山ガイドが驚いた初心者の荷物 見落としがちなリスクとは
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教えてくれた人:稲村 道子
失敗しないパッキングを叶える3つの引き算術
パッキングについて知っておいてほしいポイントが3つあります。
1. 帰宅後は荷物を広げて不要なものを見直す
山から帰ってきたら、バックパックの中身を一度、部屋ですべて広げてみましょう。「どれくらいゴミが出たか」「何を使わなかったか」を自分自身で確認することが大切です。雨具など天候の変化に備えるものを除き、次回からは使わなかったものを1つずつ減らしていく「引き算」のパッキングを心がけてください。
2. 化粧品はプラチック製の小分け容器に移し替える
化粧品をガラス瓶や箱ごと山へ持参するのは避けましょう。化粧水などは必要な量だけプラスチック製の小分け容器に移し替えるなど、荷物をできるだけ軽くする工夫が大切です。山小屋で使うフェイスパックも、必要な枚数だけ持参しましょう。
3. 飲料水はペットボトルを何本も持つより「専用水筒」にまとめる
「念のため」とペットボトルを何本も持参すると、重いうえにリュックの外ポケットで揺れて、歩行の妨げになることもあります。保温・保冷効果のあるサーモスや耐久性の高いナルゲンボトルなど、信頼できる専用水筒1~2本にまとめ、無駄な本数を減らしましょう。荷物の揺れを抑えることで、体のバランスを保ちながら歩きやすくなります。
(Hint-Pot編集部)
稲村 道子(いなむら・みちこ)
国際マウンテンリーダー(UIML)/公益社団法人日本山岳ガイド協会 登山ガイドステージII。株式会社ウェック・トレック。10代から山岳手配に携わり、ヨーロッパ主要峰(アイガー、マッターホルン、モンブランなど)の登頂やキリマンジャロ5回登頂、6000メートル峰10座登頂を誇る。30代では年間250日も海外でハイキングガイドを務め、語学力(英語、ネパール語、ドイツ語、フランス語)を生かしてネパールでの山岳撮影や遠征隊のコーディネートにも従事。日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」「24時間テレビ」、NHK「グレートサミッツ」などの山岳番組現場に多数同行した実績を持つ。現在は「風花空ハイキング」を主宰。日本全国の山々でガイドを行い、初心者やミドル世代の女性へ向けた安全で実践的な山歩き指導に定評がある。
株式会社 ウェック・トレック
風空花ハイキング
