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「人が変わったように」家族に向ける暴言や悪態 50代間近の夫に訪れた男性更年期とは?

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

健康自慢のご主人 検査の勧めも「NO」 適切な治療で症状改善も…

 毎年受ける人間ドックの結果は「異常なし」で健康が自慢のご主人。しかし、あまりにも状況がひどくなってしまったためネットで調べたところ、このLOH症候群に行き着いたという三智さん。ご主人の機嫌が良さそうなタイミングを見計らい、病院に行くよう勧めたといいます。

「でも、夫からの返事はNOでした。『俺を病人にするな!』ですって。娘たちからは離婚を勧められているのですが、もしも本当に男性更年期障害なのであれば、一定時間が経てば治ると思うので、しばらく様子を見ようと思っています」

 現在、食事はご主人と別に取るようにし、文句は完全に“スルー”するようにしているといいます。何ともストレスが溜まりそうな、忍耐強い対応です。

「ええ、もちろんたまに『ああ、もう、ウザイ!!』って爆発したくなる時もありますよ。そういう時は、家にいながら娘たちにメッセージアプリで不満を綴ってやりとりしますね。まあ、目の前に何も知らず主人がいたりするんですけどね」

 LOH症候群とは、血液中の男性ホルモン(テストステロン)が減少することによって起こると言われています。泌尿器科を受診して適切な治療を受ければ、症状を改善させることもできるそうです。認知度が低い上、男性が「更年期」で病院に行くというのは抵抗もあるでしょう。しかし、もし、ある日突然ご主人に“兆候”を感じたら……。病人扱いというよりも、的確にLOH症候群のことを伝えるようにしてみるのも良いのかもしれません。

(和栗 恵)