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昔ながらの“暮らしの知恵” ぬめり予防や静電気防止までできる! アルミホイル活用術
公開日: / 更新日:
教えてくれた人:伊藤 まき
まだまだある活用法 固形石けんの溶けすぎ防止 果物や野菜の長期保存にも
まだまだ、こんな使い方もあるんです。アイデア満載のアルミホイル活用法を聞きました。
○アイデア系
1、乾燥機から取り出す際の、あの嫌な静電気予防に!
長さ50~60センチほどにカットしたアルミホイルを軽く丸めて手のひら大のボール状にし、洗濯物を乾燥機に入れる際に一緒にポン。アルミホイルが静電気を逃すので、取り出す際も畳む際も嫌なバチバチが軽減できます。
2、固形石けんの溶けすぎを防止
大きな固形石けんを使う際、わざわざカットして使っている人も多いと思います。アルミホイルで半分覆ってから使うようにすると、水などの湿気から石けんが守られ、溶けてグニュっとならず、長持ちするようになります。
3、金たわしの代用
アルミホイルを20センチ幅くらいにカットし、くしゃくしゃにして丸めることで、金たわしと同様に使うことができます。コンロや鉄製フライパン、やかんなどのこびりつきは、金たわしがなくてもこれでオフできちゃいます。
4、果物や野菜の長期保存
傷みやすい桃はアルミホイルでピッチリと包んで冷蔵庫へ。イチゴもパックから出して包みます。アルミホイルには気体や液体、光などを透過させない「バリア特性」があるようで、品質の保持に威力を発揮するとか。果物や野菜を長期保存することができるようになります。
5、アイロンがけの裏ワザ
衣類の上からアルミホイルを載せてアイロンがけをすると、シワがきれいに伸び、仕上がりが良くなります。これは、熱をよく通す性質のアルミホイルを重ねることで、アイロンの熱が衣類の裏側にまでしっかり伝わるため。時短&節電になります。
6、時短解凍に!
冷凍した肉や魚を解凍する場合、アルミホイルに包んで置いておくと、熱伝導率が高いためそのまま自然解凍するよりも時短することができます。逆に冷凍する際も、アルミホイルに包んでから冷凍すると、素早く凍らせることができ、素材の味を損ねることなく保存することができます。
最後に、アルミホイルをよく見ると、ピカピカな面とマットな面があります。どちらが表でどちらが裏、ということはないようです。
(和栗 恵)