話題
高齢の常連客が姿を消した…コンビニ店長の踏み込んだ行動が「素晴らしすぎる」 忘れられない「第一発見者」の経験
公開日: / 更新日:

毎日のようにコンビニを訪れていた高齢の常連客が、突然姿を見せなくなった――。異変に気付いた店長が取ったある行動とその結末が、SNS上で注目を集めています。店長がそこまで気にかけた背景には、過去の忘れられない経験がありました。地域の頼りになる店づくりを目指して、「高齢の方の見守りができるよう、少しでも何かお役に立てたら」。当時の状況や、高齢のお客さんの対応で心がけていることなど、詳しく話を聞きました。
◇ ◇ ◇
毎日来ていた高齢男性が突然来なくなって…
「毎日タバコを買いに来てたおじいちゃんが1週間位来てないかも…。スタッフに聞いても見かけてないと。連休中は市の包括支援センターも休みで報告もできない。連休明けの昨日、市の包括支援センターに連絡入れたの」
高齢の男性客の異変について綴った投稿が話題を呼びました。投稿者さんは、家族で複数のコンビニを経営する40代の女性、ちこ(@miyuakochin)さん。コンビニの店長歴は10年目で、前職では介護福祉士として老人ホームに約15年間勤務していました。
投稿者さんは公共料金の支払いの際に男性客の名前をなんとなく覚えていたほか、近くのマンションから出てくるところに遭遇し、あいさつを交わしたこともあったといいます。連休明けに、すぐに市の地域包括支援センターへ連絡し、名前や住まいなど、男性について把握している情報を伝えました。
心配が募りましたが、吉報がもたらされました。「(投稿者さんによる伝達の)1時間後くらいに担当者の方がお店に寄ってくれました。家に安否確認もしてくださり、おじいちゃんの無事を報告しに来てくれました。体調悪くて来れなかっただけだったみたい! 本当に安心しました」。胸をなでおろしました。
安否確認の翌日、病み上がりの男性客が投稿者さんの店へ買い物に訪れました。「久しぶりですね。本当に心配したんですよ」と声をかけると、男性客は「心配かけて悪かったねー。ありがとう」と照れくさそうな笑顔を見せたそうです。
投稿者さんは、「男性は普段から無口で、今まで笑顔を見たことがなかったのですが、こんなふうに笑ってくれるんだなと幸せな気持ちになりました」と当時の心境を明かします。