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夫による“満足度の低い家事” 1位は洗濯!? 主婦から続出した「あるある」の悩みとは…
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ビロビロになったセーターに思わず涙が… 「二度と、洗濯しないでほしい」
埼玉県在住、2人のお子さんを育てている林田三奈さん(仮名・38歳)は、夫が干した洗濯物を見つめた瞬間、膝から崩れ落ち、泣いてしまったといいます。
「あの日、午前中に脚の具合が悪い実母の看病に行き、それから買い物をして帰宅したので、家に戻ったのは午後4時近くになっていました。リビングで子どもたちと一緒にテレビを観ていた夫が、私の方をドヤ顔で見ていたので、うん? って思ったんです。そしたら視線の先に、洗濯物でいっぱいになった物干し竿が見えました」
「あれ? 今日は私、洗濯してから出かけたっけ?」と思いながら、洗濯物を見つめた三奈さん。その瞬間、あまりにもショッキングな光景が目に飛び込んできました。
「私の一番お気に入りのセーターが干してあるのが見えたんです。慌ててベランダに向かうと、そこには、ワイヤーハンガーで干したために肩の部分がビロビロに伸びて、無残な姿になったセーターが……。もう、悲しくて悲しくて……その場でボロボロ泣き崩れてしまいました」
それを見たご主人は「泣くほど感動しなくてもいいよ~」と見当違いの言葉を吐き出したといいます。三奈さんは悔しさでいっぱいになり、セーターを掴むやいなや、ハンガーごとゴミ箱へシュート。その姿を見たご主人はようやく、自分がヤバイことをしたと気が付いたようでした。
「やりとりを見た娘が『パパ……だから言ったでしょ?』って言うんです。いつも私が洗濯物を干しているところを見ている娘は、専用のネットやおしゃれ着洗い用の洗剤を使っていること、干す時も平らにして陰干ししていることなどを夫に教えていたそうなんです。それなのに『いちいち俺のやり方に口を出すな!』と、忠告を突っぱねたようで娘も完全に呆れ顔。夫は顔を青くしながらしどろもどろでしたね」
その後、同じ型のセーターをネットで探し出し、ご主人に小遣いで買わせたという三奈さん。
「ブラジャーは紐の部分をぶら下げて干してあったし、シャツ類も手で形を整えずに干したらしくてシワシワ状態。どれもこれも、柔軟剤を入れすぎていたのでしょうね、臭いが強すぎてとてもじゃないけど着られないので、結局すべて洗い直しました」
しかも、バツが悪かったご主人は義母に愚痴を漏らしたようで、翌日三奈さんの元に電話がかかってきたそう。
「義母から『洗濯の仕方くらい教えてあげてよ~』と言われましたが、そもそも義母がきちんと家事を教えなかったことが原因なのに、なぜ私が? という思いでいっぱいでした。今後は、家事に関しては私や娘の言うことを必ず聞くように注意しましたけどね。できれば二度と、洗濯しないでほしいです」
洗濯は単に洗って干せばいいというものではありません。洗濯物の仕分けや適切な洗剤の使い方、効率良くきれいに乾く干し方も、素材や形状ごとに違います。3人ともご主人の洗濯スキルにがっかりしてしまいましたが、ご主人たちも「頑張った」つもりだったのに全否定されてしまい、悲しい気持ちになってしまったかもしれません。
現在は家にいる時間が長く、みっちりと家事を「仕込む」ことができる絶好のチャンス! この機会に“スマートに洗濯ができる夫”に進化させてみるのも……アリかもしれませんよ!
(和栗 恵)