食
キャベツは部位ごとに料理せよ! 丸ごと買いしておいしい 毎日食べても飽きないレシピ【内・中心葉編】
公開日: / 更新日:
キャベツは丸ごと買って、上手に保存して新鮮なうちに食べれば、家計に優しく、おいしく、さらにスーパーに行く頻度も減らせて一石三鳥です。料理家の市川千佐子さんの好評連載「ゆるまるレシピ」では、前回に続き丸ごとキャベツを味わうレシピを紹介します。ポイントは、キャベツを「部位」ごとに料理すること! 後半の今回は内葉、中心葉のレシピをお届けします。
◇ ◇ ◇
新鮮なキャベツの見分け方と4つの部位をおさらい
キャベツは部分で使い分けると、よりおいしく食べられます。前回の復習となりますが、大きく4つの部位に分けられます。
1、外葉
外側の葉は固めで、歯応えを楽しめます。
2、内葉
内側の葉は、ほどよい食感と甘みがあり、何にでも使いやすいです。
3、中心葉
最も柔らかく、甘みが強い部位です。
4、芯
最も甘みが強いです。固いですが食物繊維が豊富です。
特に、春から夏にかけてのキャベツは甘みがあって柔らかく、生のままサラダとして食べたり、さっと火を通したりするだけでもおいしくいただけます。新鮮なものの見分け方のコツとしては、みずみずしい外葉が付いているものを選ぶと良いでしょう。
また、ひっくり返して見て軸の切り口が変色していないものがより新鮮です。軸は太すぎない方が、芯の固い部分が少ないと言われています。冬キャベツと違い、現在出回っている春キャベツは、葉がフワッと柔らかく軽いものがおいしいです。
丸ごと買ってきて保存するコツとしては、軸の周囲に細めのナイフで数か所を刺して切り込みを入れておくだけ。ナイフを少し斜めに、奥深く差し込むのがコツです。ポリ袋に入れ、軸を下にして水分の蒸発を防ぎ、野菜室で保存しましょう。
後半の今回は、キャベツの内葉や中心葉を使ったレシピです。外葉と比べると、さらに甘みが強く、キャベツのおいしさを存分に楽しめますよ。