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「いつもは偉そうなのに…」 テレワークになって分かった“ハズレ夫”のポンコツぶり 脱力する妻たち
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夫婦和栗恵ハズレ夫新型コロナウイルス外出自粛#今こそひとつにHAO
新型コロナウイルスの影響が大きくなった3月頃から、一斉休校の開始やテレワークの推奨で、家族が「一緒にいる時間」が増えた家庭は多いと思います。それはうれしいことなのですが、単純に喜んでばかりもいられない人も多いようです。外出自粛となって、改めて夫の家事や育児をする様子を目の当たりにし、驚いたという女性たちの話を聞きました。
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在宅時間が増え家でゴロゴロ Wi-Fiの環境設定ができずキレる夫も
「うちの夫は今年で50歳。仕事がない土日は、トイレと食事以外『疲れているから』と部屋から出てこない超ものぐさです。それでもこれまでは、毎日お仕事を頑張ってくれているんだから、私が家事や育児をしっかりやってサポートしなくちゃ! と思っていました。ところが、今回のコロナ禍によるテレワークで仕事が大幅に減り、家でゴロゴロしているだけの夫を見て『あれ? この人、単純に“ダラ”なだけなんじゃ?』って思うことが増えてしまったんです」
神奈川県在住の主婦、美枝さん(仮名・42歳)は、今回のコロナ禍により夫に対する見方が180度変わってしまったといいます。
ちなみに“ダラ”というのは、元は島根県の方言で「仕事もしないでダラダラしている人」「だらしない愚かな人」を意味する言葉です。仕事ができ、働いて家族を養うために頑張ってくれている。そんな風にご主人を見ていた美枝さんですが、最近では「仕事がなかったらただのダラ。家では何もしない(できない)」と、見方を変えてしまったのだとか。
「テレワークになった夫の仕事は、午前中に行われるミーティングのみ。暇そうなので、新しく買い替えたWi-Fiルーターの環境設定をお願いしたのですが、どうやらうまくいかなかったらしく『俺に言われても分からないものは分からない!』『家長の俺にこんなくだらないことをやらせるな!』ってキレられました。夫が働いている会社って、IT系のはずなんですけど……うちの夫、ポンコツすぎる(笑)!」
結局、美枝さんが後で確認してみたところ、パスワードの“S”と“5”を間違えていただけだったそう。こんな些細なことでイライラして当たり散らす夫に対し、「会社での態度は大丈夫なのか」と不安を抱いてしまったといいます。