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「いつもは偉そうなのに…」 テレワークになって分かった“ハズレ夫”のポンコツぶり 脱力する妻たち

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

ポンコツな夫に辟易する妻はまだまだいる 冷凍庫内のものをダメにされる惨事も

 美枝さんのように夫が“ポンコツ”だったことが今回のコロナ禍により判明し、「いつもは偉そうなのに、うちの夫、大したことないじゃん」と思ってしまった女性はまだまだ多く存在します。

「食後、お皿を水に浸けておいてほしいとお願いしたのに、台所に持って行っただけでシンクの上に置きっぱなしになっていました。そのすぐ横にある桶に入れることもできないの? って、逆にこちらが驚愕する出来事でしたね」(千葉県・Mさん)

「トイレットペーパーが買えなかった頃に、できるだけ大事に使ってほしいとお願いしたのに、子どもがこぼしたジュースを拭くためにトイレットペーパーをじゃんじゃん使って拭き取っていたんです。雑巾を使えばいいのに、私の言うこと何も聞いてないなって怒りが湧きました」(埼玉県・Sさん)

「庭の草むしりをお願いしたら『軍手を買ってくる!』と言って、出かけた夫が戻ってきたのは深夜になってから。話を聞くと、途中で面倒くさくなり、同じ町内の実家に帰ってテレビを観ていたらしいんですよ。いろいろひどすぎて絶句しました」(埼玉県・Kさん)

「夫に冷蔵庫の中の拭き掃除をお願いしたんです。家事スキルはほぼゼロなので、掃除前にやり方をかなり丁寧に教えてから取りかかってもらいました。けど、なぜか夫は拭くだけなのに冷蔵庫のコンセントを抜いて、元に戻すのを忘れてしまったようです。気付いた時には、冷凍庫の中のものがすべて解凍されていました。電源を抜いた理由を聞くと『感電したら嫌じゃん!』って逆ギレ。娘が自分で買ってきたアイスも溶けたと文句を言ったら『卑しい!』ってこれまた逆ギレ。そもそも、冷蔵庫の中に手を入れたくらいで感電していたら、それこそメーカーリコールじゃ済まないですよね!? 常識がゼロなのは知ってましたが、まさか謝罪もできないとは……」(東京都・Gさん)

 これまでは、夫は仕事に忙しく家のことをあまりやらなくても疑問を持ったことがなかったという妻たち。「……とはいえ、“コロナ離婚”するほどではないんですけどね」――今回、コメントを寄せていただいた方が、口々にそう言っていたのが印象的でした。家族一丸となり“家事シェア”をするのは、自粛疲れを防ぐ1つの方法にもなります。新たな生活様式が求められる現在、女性たちも夫が“ポンコツ”と嘆くだけでなく、家事を分担する努力をしていかなければいけないのかもしれません。

(和栗 恵)