椅子を“占拠”する「こはく」ちゃん　「ちっちゃいちゃん」は目力が話題

　次に紹介するのは、これまた2匹のねこを飼う、こはくちゃん（@KOHAKU_CHACHA）さんの愛猫たち。完全に椅子を占拠し、何をされようとも微動だにしない姿が話題です。

　3歳の誕生日を迎えたばかりの「こはく」くんは、以前飼っていたねこが亡くなって飼い主さんがペットロスになっていた時、信頼できるブリーダーさんからお迎えしました。小さくお腹が真っ白だったことから「小白（こはく）」と命名。その後同じブリーダーさんから相棒「チャチャ」ちゃんを迎えたといいます。

　チャチャちゃんは飼い主さんが目覚めるのをお行儀よく待つような、慎重でお利口さん女子。一方こはくくんは、何にでも興味津々で畑で遊ぶのが大好きなわんぱく男子に成長しました。

　現在ご自宅には、今年新社会人となり、コロナ禍のため1度も出社することのないままテレワーク研修を迎えた飼い主さんの息子さんがいます。こはくくんはそんな息子さんの部屋の机の上と、椅子の上で寝るのが大好き。息子さんはそんな「こはく」ちゃんを眺めつつ、お仕事に勤しんでいるのだとか。「自宅にいる時間が増えたので、一緒に遊んだりする時間も増えましたね」と飼い主さんは説明してくれました。

　続いては、キャットアパートメントコーヒー（@CatApartment）さんの「ちっちゃい」ちゃん。パソコンの上に乗った時の目力が話題になっています。美しい瞳の奥から「テレワーク、許さない、絶対」という強い意思が伝わってきます。こんな時、飼い主さんはどうするのでしょうか？　「邪魔されたら諦めて遊ぶか寝ます！」と、何とも潔い返答が戻ってきました。

　たまたま訪れたホームセンターで“運命の出逢い”をしてお迎えしたという「ちっちゃい」ちゃんは、現在8歳の女の子。当時ものすごく身体が小さかったことから、「ちっちゃい」がそのまま名前になったそうです。

パソコンのキーボードで“爪とぎ”を始めた「こねろく」くん

　最後は、こねろくさん【黒猫】（@nkknrk）さんの愛猫「こねろく」くんです。「こねろく」くんは3歳の男の子。6匹の子ねこが母ねこに生み捨てられていたところを、飼い主さんの知人が保護。そのうち1匹を引き取って里親になったのだそう。6匹はそれぞれ別々の里親に出されていたそうですが、半年もしないうちに「こねろく」くん以外のきょうだいは病気で亡くなってしまったのだとか。

　好奇心旺盛で甘えん坊な性格（スッと冷める時もあり）という「こねろく」くん。飼い主さんの在宅ワークが始まった初日に、何とノートパソコンのキーボードで「爪とぎチャレンジ」を始めました。それを見た飼い主さんは思わず「わー！　わー！　わー！」と絶叫。大声にびっくりしたのか、それ以来パソコンにはあまり近づかなくなったそうです。

　とはいえ、1度、離席している間にパソコンに鎮座してシャットダウンされたこともあるとか。「この時ばかりは、さすがに泣きました（笑）」と飼い主さん。お察し致します……。

　飼い主さんによると、ねことの在宅ワークの“共存方法”は、「無理に仕事場から締め出さないこと」なのだそう。締め出してしまうと余計に興味を持ってしまうので、「別にこんなの面白くないよ」感を出すのが大切だと感じたのだとか。

「そうするとねこも『そんなつまらなそうなものよりも、こっちので遊んでおこー』と、いつものおもちゃで遊んでくれます」と飼い主さん。“自然体”でねこちゃんに接するのが重要なのかもしれません。

（猫ねこ部）