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労力ゼロ! そうめんマンネリ打破テク5選 めんつゆに足すだけで中華やエスニック風に

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

常備したくなるほどクセになる “味チェン”食材ベスト3

○我が家のおすすめテク3位【めんつゆ+麻婆豆腐の素】

 さいの目に切ったお豆腐に絡めて炒めるだけで完成する、とても便利な麻婆豆腐の素。これも、そうめんの“味チェン”にぴったりなお助けアイテムです。

 袋から皿にあけたら、スプーンなどを使ってそのままめんつゆに入れるだけ。温める必要はありません。好みによりますが、1:1くらいの量がイチオシです。

 肝心のお味ですが、麻婆豆腐の素を足すことで、ごまダレ担々麺のような、濃厚でラー油のピリリとした辛味が効いた大人向けの味わいに変化します。そういえば使ってなかった麻婆豆腐の素があったなぁ、なんて時にも!

 
○我が家のおすすめテク2位【めんつゆ+タイカレーの缶詰】

 本場タイでは、そうめんに似た細い米の麺にタイカレーをかけていただくことがあるのですが、それを和風にアレンジしたのがこのテクニックです。

 タイカレーをそのままそうめんにかけてしまうと、脂分の臭みが多少気になるのですが、めんつゆと混ぜ合わせることで臭みが気にならなくなり、おいしくいただくことができるようになります。また、タイカレーの辛味がめんつゆによって薄まるので、食べやすくなるのもポイントです。

 パクチーが好きなら、たっぷりちぎって添えてもOK。ミントの葉を1枚ちぎって加えるだけでも、異国感がアップします。

 タイカレーの缶詰は100円均一で売られているので、まとめ買いして備えておくと便利。おすすめはグリーンカレーですが、イエローカレーでもおいしくいただけます。そうめんの他にも、冷や麦や細めのうどんにも合います。

 
○我が家のおすすめテク1位【めんつゆ+サルサソース】

 サルサチップスやメキシカンタコスに使うサルサソースは、意外や意外、そうめんと好相性です。我が家では通常の濃度で作っためんつゆに大さじ1~2杯ほどを入れていただくのが定番になっていますが、濃度はお好みで。

 トマト大好き! という人は、たっぷり入れて召し上がってみてください。煮込んだトマトの酸味が食欲を湧き立たせてくれます。

「そうめんだけだと野菜が足りないなぁ。でも、暑い中、野菜で何か作るのは面倒くさいなぁ」なんて悩まれている人もいるかと思います。サルサソースの中には、ざく切りにしたトマトや玉ネギがたっぷり入っているので、手軽に野菜を摂ることもできます。

 我が家は夫と二人暮らしなので、HOT(辛口)のサルサソースを愛用していますが、小さなお子さんや辛いものが苦手という人には辛くないサルサソースをおすすめします。サルサソースは輸入食品を扱うお店や、少し大きめのスーパーマーケットに行くと手に入ります。

 切ったり焼いたりといった労力いらず。薬味とはひと味違うおいしい“味チェン”が楽しめるテクニック。お好みの味を求めて、いろいろと試してみる楽しみもあります。暑い夏に向けて、さまざまなお手軽食品を揃えておくのもいいかもしれません。

(和栗 恵)