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洗濯物が乾かない… 失敗しない「浴室乾燥機」の活用術とは? 達人に聞く

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:大貫 和泉(浴室乾燥機)

アイテムごとの干し方のコツ【画像提供:ライオン】
アイテムごとの干し方のコツ【画像提供:ライオン】

干し方にもコツ アイテムの形や生地によって工夫も

○その2 温風が当たる位置に厚手のものを干す

 浴室乾燥機を使用する場合、干し方にもコツがあります。バスタオル、トレーナーなどの厚手の衣類は温風の吹き出し口に近い中央に、下着やTシャツなどの薄手の衣類は端に配置すると、効率良く乾かすことができます。また、衣類は5~10センチほど、拳1つ分くらい間隔を取って干すと、風の通り道ができ、早く乾かすことができます。衣服の前と後ろがくっつかないように、隙間を作るようにしましょう。

 特に、浴室乾燥機で「乾きにくい」という声が多いのが次の3つのアイテム。それぞれ干し方の工夫があるようです。それぞれの形や生地の厚みに合わせて、干し方を工夫すると、より早く乾かすことができます。

【シャツやポロシャツ】
 襟を立て、前身頃のボタンを外して内側に風を通すようにします。ハンガーは、肩幅の厚いものを使用することで乾きやすくなります。

【ズボンやジーンズ】
 厚手のズボンやジーンズは、筒状に干すと、衣類の内部に風の通り道ができます。早く乾くだけでなく、型崩れ防止にもなります。

【バスタオル】
 脱水後、振りさばいてから干すことで、パイルが立ち上がり、乾きやすくなります。また、早く乾かすポイントは「重なりを少なくする」こと。角ハンガーの場合は「蛇腹(じゃばら)状にして、風の当たる場所に干しましょう。

(Hint-Pot編集部)