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「お盆玉」トラブルで楽しい帰省が一変した昨年の夏の思い出 義妹からの要求で起きたドタバタ劇とは
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全国的な広がりを見せている「お盆玉」。まだまだ歴史の浅い風習ですが、2019年には小さな子どもの3人に1人がお盆玉をもらっているという驚きのデータも。その知名度は高まりつつあります。しかし、お盆玉については賛否両論あるのが現状。今年はお盆の帰省自粛の呼びかけもあり、地域によっては親戚で集まることを控える傾向にあると思います。そんな中「お盆と言えば思い出す」という女性が、お盆玉が原因でいらぬ“ドタバタ劇”に巻き込まれた話を紹介します。
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年1回しか顔を合わせない弟嫁から驚きのおねだり
東京都在住の田島未華子さん(仮名・48歳)は、夫と二人暮らし。夫婦仲睦まじく、楽しく暮らしてきました。
結婚後、正月休みは夫の実家に、お盆は未華子さんの実家に帰るのが定番に。未華子さんには、実家近くに住む兄と弟がいるため、里帰りをした際にはお互いの家族が実家に集合し、にぎやかに過ごします。
兄の家には子どもが2人、弟の家には3人。お正月には顔を合わせないため、毎年それぞれの家に宛てて、お年玉を郵送してきました。お盆の帰省で甥や姪たちにお小遣いを渡すことはありませんでしたが、毎年欠かさずお土産は渡してきたといいます。
しかし、昨年は義妹(弟嫁)からの突然のおねだりで、楽しい帰省が大混乱となってしまったそうです。
「お茶を淹れに台所へ行ったところ、義妹がそっと近づいてきて、急に『うちの子たちに『お盆玉』はないんですか?』って言い出したんです」
その時、初めて「お盆玉」という言葉を知ったという未華子さん。よく分からず困惑していると、義妹が威圧的に話を続けたそう。
「義妹から、私たち夫婦には子どもがいない分、甥や姪が将来面倒を見るのだから『くれるのが当たり前』なんて言われてしまいました。急に将来の話になったんで、本当にわけが分からなくて……。ずっと頭にハテナマークを浮かべている私に義妹もイライラし始めたのか『お小遣い!』と、最後には語気強めに言われてしまいました」