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「お盆玉」トラブルで楽しい帰省が一変した昨年の夏の思い出 義妹からの要求で起きたドタバタ劇とは
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夫は反対! 弟夫婦は仲違いの危機に
ようやく意味を理解した未華子さんは、とりあえず手持ちの金額を確認するため、荷物を置いていた客間へ。すると、それに気付いた未華子さんの夫が追いかけてきました。
「弟の子たちにあげるなら、兄たちの子にも用意しなければいけません。でもあいにく私の手持ちだけは足りなくて、夫に今いくら持っているか、事情を相談しつつ聞いたんです。そうしたら、夫は反対し始めて……」
夫は、年1回のお年玉で十分な金額を渡していることや、兄夫婦はお年玉のお返しを毎年欠かさず送ってくれる一方で、弟夫婦からはお礼の電話すらもらったことがないことなどを理由に挙げたそう。
「夫には、どうしてもお盆玉が欲しいというのであれば、来年のお年玉から半額にしてお盆玉と分けて包むよう言われ、困ってしまった私はどちらがいいか弟に直接聞いてみることにしたんです」
未華子さんはリビングに戻って弟を廊下に呼び出し、夫からの提案を伝え、お盆玉は必要かを尋ねました。すると、弟はまったく状況を理解していなかったようで、義妹からお小遣いを要求されたことから説明をすることに。
「弟は寝耳に水だったようで、すぐにリビングで子どもたちと遊んでいた義妹の元へ行って事情を聞き始めたのですが、家族の前で問い詰められた義妹は怒って子どもたちを連れ、そのまま自宅へと帰ってしまいました」
残された弟はかなり立腹していたようですが、義姉(兄の妻)からの「子どもがお盆にお小遣いをいくらもらえたか、自慢し合うママがいるから焦ってしまったのかもしれない」というフォローや、未華子さんからも「責めたりしないで」とお願いしたため、その後こじれることなく、夫婦仲は改善したそう。弟からは後日謝罪の電話がかかってきました。
とはいえ、昨年のお盆には予想外のお願いと、一触即発の事態に度肝を抜かれてしまったという未華子さん。
「顔を合わせた時に、義妹が昨年のことを思い出して尾を引いたら……と思うと、帰省するのが怖くなってしまいました。今年は新型コロナウイルスの影響で、お盆の帰省を控えた方が良い向きではあるので、見送ろうかなと思っています」
(Hint-Pot編集部)