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仕事・人生

【私の家族】元宝塚トップ真飛聖 “ぶちゃかわいい”愛犬パグとのプライベートを告白 「夢は“女優”として共演!?」

公開日:  /  更新日:

著者:中野 裕子

寂しい思いをさせないよう一人暮らしなりの工夫を

元宝塚トップから女優として大活躍中【写真:荒川祐史】
元宝塚トップから女優として大活躍中【写真:荒川祐史】

 大変なのは、やはり私の仕事が不規則なこと。予定より撮影が押してしまうと、「部屋の照明をつけてこなかったな」「お腹空かしているかな」って心配になります。暑さ寒さに比較的弱い犬種なので、冬は暖房をつけっぱなしにしているんですけど、暑くも寒くもない日に予報より気温が上がると「クーラーつけてきたかな」って気になります。

 だから、最初から“今日は帰りがすごく遅くなる”と分かっている日や、地方で泊まりのお仕事の時は前の日から実家に預けています。やっぱり両親の協力がないと、一人暮らしで犬を飼うのは難しいですね。

 幸い、とても人懐っこい性格なので、実家に預けても大丈夫だし、友達の家や病院に行っても、みんなにかわいがってもらっているので安心です。普通、病院って怖がったり嫌がったりすると思うんですけど(笑)。

 ただ、人見知りはしないのに“犬見知り”はして、お散歩中に犬と出会っておしりを嗅がれると、自分の中で“なかったこと”にしているというか、知らん顔をしているんです。だから、しつこく嗅がれると急にスイッチが入って「ワン!」って反撃していますね。

休日は愛犬中心 散歩バッグも手作り

お休みの日は愛犬中心の生活。手作りごはんも【写真:荒川祐史】
お休みの日は愛犬中心の生活。手作りごはんも【写真:荒川祐史】

 普段、お仕事で寂しい思いをさせるので、お休みの日はおもち中心の生活です。甘えん坊で、身体をずっとくっつけてきますね。おもちのごはんは、最近はカロリーを計算して手作りしてあげたり、お散歩は朝晩2回、30分~1時間、暑い夏は保冷剤を首に巻いて連れていくことも。

 顔のシワの間の汚れは毎日、ウェットティッシュで拭いてあげて、お風呂はシャンプーもドライヤーもまったく動かないでいてくれます。諦めたのか、気持ちいいのか(笑)。

 コロナで外出自粛の期間には、おもちのお散歩用と私のお仕事用のチャック付きトートバッグを、色違いのお揃いで縫ったんですよ。私、小学生の時に陸上部と手芸部をかけもちしていたくらい、手芸も好きなんです。

 夜も一緒に寝るんですけど、おもちはおじさんのようなすごいいびきで(笑)。寝相も悪くて、私の方が小さくなって寝ています(笑)。でも、今ではすっかり慣れちゃって、逆に私の方がおもちがそばにいないと寂しくて、おもちのいびきがないと寝付きが悪くなるぐらい。

 お仕事の時は連れていくべきではないと自制しているので、今日のようにおもちと一緒のお仕事はすごくうれしい。一緒のお仕事は今日が初めてなんですよ。「おもち、お仕事」って言ったら「え、私も!?」って首傾げて、出かける30分前からソワソワしていました(笑)。これを機に、おもちも女優デビューかな!? 共演するのが夢ですね!

◇真飛聖(まとぶ・せい)
1976年10月13日、川崎市生まれ。3歳でクラシックバレエを始め、中3の時、友人の勧めで宝塚歌劇団を目指し1993年、宝塚音楽学校入学。1995年、81期生に。2005年、星組から花組へ移籍し2007年、トップスターに就任。「太王四神記-チュシンの星のもとに-」「相棒」などが好評を博し、2011年退団し芸能界へ。翌2012年、「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」(フジテレビ)でドラマ初出演。人気ドラマ「相棒」シリーズ(テレビ朝日)や映画「柘榴坂の仇討」「娼年」などで女優として活躍している。2020年秋、出演映画「ミッドナイトスワン」「オレたち応援屋!!」公開予定。

(中野 裕子)