どうぶつ
エンジンルームに巻き込まれ左前足を失ったねこ 妹分のハチワレねことのラブラブな毎日に癒される
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毎朝やってくる子ねこ 見かねて保護することに
ラッキーくんを保護してから、8か月――。ねこを飼ったことがなく、最初は段ボールで簡易的な小屋を作っていた、たかしさんとあやかさん。けれども次第にねこグッズも揃い、ラッキーくんとの生活にも慣れてきた頃のことでした。
あやかさんの職場に、生後4~5か月と思われる子ねこが現れます。それがのちにラッキーくんと大の仲良しとなる「ちゅら」ちゃんでした。「ちゅら」は現在暮らす沖縄の「美しい」という意味を持った言葉。「あなたはとっても美しい子だよ」という思いを込めて名付けました。
ちゅらちゃんは外をさまよっていた頃、足を怪我していましたが、毎朝同じ時間にあやかさんの元へごはんを求めてやってきたそう。その姿を見ると「頑張って生きているんだ」と、かわいくもあり、つらくもあったそう。
それからしばらくして、あやかさんは、ちゅらちゃんが人懐っこい性格のため近隣のさまざまな店に入ってしまい、苦情が出ていることに気が付いたそうです。「このままでは動物愛護管理センターへ連れていかれるかもしれない」と聞いたあやかさん。いてもたってもいられず、すぐにちゅらちゃんを保護。家族に迎えることに決めました。
最初は興味がなかった妹分 今では「ラッキー」くんの方がメロメロ!?
ちゅらちゃんと対面したラッキーくんは、最初の頃は興味があるのかないのか分からない曖昧な態度。たかしさんとあやかさんは、甘えん坊なラッキーくんを優先し、しっかり甘えさせてあげることに気を付けたそうです。
すると、いつの間にかラッキーくんの方がちゅらちゃんに「かまって、かまって」とメロメロな状態に。本当に大好きなようでちょっかいをかけすぎて、ちゅらちゃんに拒否をされてしまうこともあるのだとか。それでも2匹で仲良く2段ベッドで寝たり、日向ぼっこをしたりと、いつも仲睦まじいそう。
今では2匹の姿をSNSに投稿すると「何か引き寄せるものでもあるのかな?って位に一緒にいますね」「パパママさんと同じく、ちゅラッキー夫婦(笑)もラブラブですね」など、2匹のツーショットは大人気に。
心優しい夫婦に救われ、ハンディキャップをものともせず幸せに暮らす2匹のハチワレねこ。たかしさんとあやかさん一家の暮らしが、末永く笑顔あふれるものになりますように。
(Hint-Pot編集部)