どうぶつ
下半身マヒのフェレットに自作の歩行器を 元気を取り戻した姿に感動の声 「寝たきりだったなんて信じられません」
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小動物用の歩行器を製造する企業やクリエイターを探して…
手作りの歩行器に初めて乗った時のジャックちゃんは、歩き始めだけ少し戸惑っている様子だったそう。けれどもその後、驚くほどすぐに乗りこなすようになったそうです。
「歩行器を作るまで、どんどん動かなくなっていくジャックの姿を見てつらかったです。でも、自分で動ける、行きたいところに行けると分かってからは、明らかに目に力が出てきました。動くようになると、食欲も出て排便も快調になりました。今ではカーブやバックもこなし、段差のところは持ち上げて、とばかりにこちらを見てきます」
生き生きと元気に動き回るジャックちゃんの姿は大きな反響を呼び、「寝たきりだったなんて信じられません」「愛が伝わってきます」「素晴らしい試みだと思います」など、数多くのコメントが寄せられました。
何人かの人が書き込んだ「歩けるよ! ありがとうって言っているみたいです」というコメントは、特に胸に響きうれしくて涙が出たそう。また、同じようにペットがマヒで動けなくなってしまったという飼い主さんから、作り方を教えてほしいというたくさんの声も届きました。
「みなさんのコメントが優しく、悪意のあるものが1つもなくて、本当にありがたかったです。うちに来てくれて幸せだったかな、もっとできることがあるのではないかと不安な気持ちもある中、できるだけのことをしてきたので、温かいコメントに救われました。お1人お1人にお礼を言いたいです」
飼い主さんが今回SNSにジャックちゃんの様子を投稿したのは、ジャックちゃんのように下肢がマヒしたフェレット用の歩行器を作っている企業やクリエイターに現れてほしいという思いからでした。
「手が届くような価格で、フェレットや小動物用の歩行器がもっと身近な存在になればいいなと思っています。病気や怪我で不自由な思いをしているフェレットたちがたくさんいることを知りました。その子たちが、自分で動ける喜びをもう一度感じてもらえるような世界になることを願っています」
強く温かい絆で結ばれているジャックちゃんと飼い主さん。いつまでも幸せに、長生きしてくださいね。
(Hint-Pot編集部)