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劣悪な環境でケージに閉じ込められていた2匹のねこ 瀕死の状態から成長 「元気に生きているこの瞬間が幸せ」

著者:猫ねこ部

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悪徳業者の元に生まれた2匹 救出時には重い皮膚病に

 2匹が生まれたのは、いぬやねこの健康よりも利益を優先するいわゆる“繁殖屋”。ドッグフードの残飯に、腐った水……。そんなひどい環境の中、ケージに閉じ込められていたため、重い皮膚病を患っていたところをレスキューされました。

 救出された2匹が次に着いた場所は、当時みみさんがボランティアとして働いていた「保護犬猫情報センターラフスペース」でした。突然、知らない場所に連れてこられた2匹。大きな環境の変化に耐え、先輩ねこからの洗礼を受けてもなお、くじけずにたくましく頑張って生きる姿に、みみさんはずっと元気をもらっていたといいます。

 こうして2匹の成長をボランティアとして見守っていたみみさんでしたが、ゴローくんをお迎えする機会がやってきます。それは10年近く闘病を支えた愛猫のとの別れ……。

 大切な家族との別れに打ちひしがれながらも、一生懸命生きる姿がずっと気になっていたゴローくんを引き取るにしました。しかし、いざゴローくんを迎えてみたところ、順風満帆とはいかなかったそう。ゴローくんのやんちゃぶりは、みみさんの想像をはるかに超え、手を焼く日々が続きました。

兄弟との再会に大喜び 強い絆で結ばれた「ゴロー」くんと「ムサシ」くん

「ゴローのやんちゃぶりに対応できるのは、一緒のケージから保護された兄弟(かもしれない)のこの子しかいない!」

 みみさんはそう思って、ゴローくんを迎えた3か月後に、ムサシくんも迎えることに決めたそうです。

「ムサシが家にやってきた途端、ゴローがキャリーに駆け寄って、出てきたムサシに大喜び! のどを鳴らして、ずっとついて回る姿を見て『離れていてもねこ同士の絆は強いんだな』と感じて。ムサシを迎えて本当に良かったなと感動しました」

 劣悪な環境の中でまともにごはんを食べることもできず、ずっと苦しい思いをしてきた2匹。そのつらさは計り知れません。さらに2匹は、その後もさまざまな病気と闘っています。

「持病がありながらも元気に生きている、今この瞬間が何よりも幸せです」とみみさんは語ります

 みみさんと出逢って、2匹はこれまでにない深い愛情に包まれた生活をしています。今ではこんなにもキラキラと生きています。レスキューされていなかったら、小さな2つの命は誰にも知られることなく消えていたかもしれません。

 もう、あの時のような苦しい思いをすることはないんだよ。ゴローくんとムサシくんには、誰よりも大切に想ってくれるママがそばにいるのだから。

(猫ねこ部)