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呼吸器を潤す薬膳風「杏仁豆腐」のレシピ 秋の乾燥対策に
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身体を潤すブドウとのダブル効果「杏仁豆腐ブドウソース」
今回は薬膳風のレシピとして、杏仁豆腐のトッピングソースにブドウを使います。ブドウもまた、身体を潤すことで血を補う働きがある食材です。杏仁霜とブドウのダブル効果で、肺を潤しましょう。薬膳の知恵によると、今回使用する食材の働きは以下の通りです。
杏仁:肺の乾燥を潤し、咳を止める。腸を潤し便秘の改善にも良い
牛乳:五臓を元気にする。肌や髪、呼吸器や腸の粘膜を潤す
ブドウ:気や血を補う。骨や筋を強くする。疲労回復にも良い
○杏仁豆腐ブドウソース
【材料】
杏仁霜 20g
砂糖 30g
牛乳 500ml
粉ゼラチン 5g
レーズン 20g
ブドウジュース(果汁100%) 100cc
【作り方】
<杏仁豆腐>
1、ボウルに粉ゼラチンと少量の水を入れて、ゼラチンをふやかす
2、牛乳と杏仁霜と砂糖を鍋に入れ、弱火にかけながら、沸騰させないように温める
3、ゼラチンを入れたらよく混ぜ、火を止める
4、お好みの容器に2を流し入れて、冷蔵庫で2~3時間冷やし固める
<ブドウソース>
1、レーズンを細かく刻み、ブドウジュースと一緒に火にかけて少し煮詰める
2、冷めたものを、冷やし固めた杏仁豆腐の上にかける
秋の養生には、この他にも梨やレンコン、山芋や白キクラゲなどの“白い食べ物”が、肺を潤し機能を高める食材としてよく使われています。杏仁豆腐のアレンジとしては、以前の記事で書いた「温かい梨のデザート(梨のコンポート)」のトッピングもおすすめです。または、シンプルにクコの実を載せても良いでしょう。
(村上 華子)