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都道府県別の“ライバル”を探せ! 最多はやっぱり東京都 出身地の自慢度トップは香川県
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隣近所が気になる!? “相互ライバル視”が多い東日本
「ライバルだと思っている都道府県はあるか」という設問では、「ある」と答えた人が66%、「特にない」と答えた人は34%でした。何と半数以上の人が「ライバル視している県がある」と考えているようです。ライバルとして一番多く名前が挙がったのは、やはり「東京都(162票)」。2位は「大阪府(98票)」、3位は「神奈川県(75票)」が続きました。
では、ライバルだと思う県について東日本から順に見ていきましょう。
北海道・東北地方でライバル県を「東京都」と答えた人が多かったのは、北海道・岩手県・宮城県でした。それ以外では、青森県が「岩手県」と「秋田県」、秋田県が「青森県」、山形県が「秋田県」となり、青森県と秋田県が“相互ライバル視”していることが分かります。ただし、福島県は東京に近い「茨城県」を挙げました。
では、東京都が含まれる関東地方はどうでしょう。東京都は「神奈川県」、神奈川県は「東京都」と答えた人が最多でした。多くの都道府県からライバル視されている東京都ですが、最大のライバルはどうやら神奈川県のようです。それ以外でも“相互ライバル視”が多く、茨城県と栃木県、埼玉県と千葉県がお互いを挙げています。また、群馬県は「栃木県」でした。
中部地方では、新潟県・石川県・福井県で「富山県」との回答が最多に。その富山県は「石川県」と答えた人が多い結果となりました。また、岐阜県と三重県、静岡県と山梨県がお互いを挙げています。しかし、山梨県では「静岡県」に加えて「埼玉県」と「岐阜県」、長野県では「岐阜県」と「東京都」「大阪府」が挙げられており、ライバルを複数と考えているよう。また、愛知県だけは近隣県ではなく「大阪府」と「福岡県」の名前を挙げているのが興味深いところです。
西日本は混戦模様? 票がバラける結果に
関西地方では、京都府、大阪府、和歌山県で「東京都」との回答が最多に。中でも大阪府では42票を集めており、東京都をライバル視している人が非常に多いことが分かりました。それ以外では近隣の府県を挙げる人が多く、特に兵庫県では「大阪府」が13票で比較的多くの票を集めました。また、滋賀県は「奈良県」、奈良県は「京都府」と「埼玉県」を挙げており、関西地方では“相互ライバル視”が存在しないようです。
中国地方では、鳥取県と島根県がお互いをライバル県として挙げているのが印象的です。県外在住者からすると、隣同士の県で県名の字面などが何となく似ているため区別が付かない印象もあります。このあたりが、お互いをライバル視する理由の1つになっているのかもしれません。これ以外では、岡山県が「神奈川県」、広島県が「岡山県」、山口県が「広島県」と「島根県」を挙げる混戦模様です。
四国地方でも混戦が続きます。徳島県は「沖縄県」、香川県は「徳島県」、高知県は「徳島県」を挙げていますが、愛媛県では見事に票が分散。「香川県」や「岡山県」「埼玉県」など8つの県に1票ずつが入る結果となりました。
九州・沖縄地方では、福岡県、佐賀県、宮崎県で「大阪府」との回答が最多に。また、大分県、鹿児島県、沖縄県が「宮崎県」を挙げました。ただし、こちらも複数の都道府県が挙げられる傾向が強く、例えば沖縄県は「宮崎県」に加えて「東京都」と「福岡県」、福岡県も「大阪府」に加えて「北海道」、大分県は「東京都」と「宮崎県」、佐賀県は「大阪府」と「東京都」との結果になりました。
誰もが出身地には特別な思い入れがあるもの。「どこにも負けていない!」と思う気持ちがあれば、それで十分なのかもしれませんね。出身地のちょっとした自慢や独特のエピソードは、楽しい話題の定番でもあります。円滑なコミュニケーションのため、同僚や友人と地元話に花を咲かせてみてはいかがでしょう。
(Hint-Pot編集部)