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2021年の初詣はコロナ禍でどうなる? 参拝に行く派は20代が最多 キャッシュレス賽銭に関心も
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キャッシュレスにオンライン…“新しい参拝・初詣様式”
次は、初詣での楽しみについての設問です。コロナ禍前までの初詣・参拝の楽しみ方や主な目的は、1位が「参拝・賽銭する(80.8%)」、2位が「1年の始まりを実感(61.4%)」、3位が「雰囲気を味わう(47.8%)」との結果になりました。どれも納得の回答ですよね。
これを踏まえて「来年(2021年)の初詣・参拝でできないと思うこと(複数回答可)について尋ねたところ、1位は「手水舎で手、口を清める(58.1%)」となりました。すでに、使用自体の禁止や柄杓を置かないなどの対策が取られており、理解はしつつも寂しい気持ちになっている人も多いでしょう。また2位も「鈴を鳴らしての参拝(39.3%)」と、不特定多数が物に触れる行為が挙げられました。
また、「初詣・参拝で取り入れられたら体験してみたいと思うもの」を問う設問では、「オンラインおみくじ(29.2%)」と「キャッシュレス賽銭(26.9%)」が1位と2位に。次いで「オンライン厄払い(8.6%)」「オンラインお清め(8.1%)」「オンライン御朱印(6.5%)」との結果になりました。
「オンラインおみくじ」が1位になったのは20代(42.1%)と60代(28.3%)。若い世代がおみくじ好きとは少々意外ですが、運試し的な楽しみ方をしているのでしょうか。30代(30.5%)・40代(29.9%)・50代(28.3%)はいずれも「キャッシュレス賽銭」が1位となっており、運を試すより現在の自分を良くするようお願いしたい“実益追求派”なのかも?
60代以外は“新しい参拝・初詣様式”を支持
日々の暮らしにすっかり根付いた“新しい生活様式”。では、初詣や参拝にも取り入れるべきでしょうか? 「これらの時代、初詣・参拝も“新しい様式”を生み出していくべきだと思いますか?」との設問では、60代以外の世代で「はい」が過半数を超えました。
最多は20代で59.4%となりましたが、30代(54.7%)、40代(50.5%)、50代(53.5%)も僅差です。やはり長年の習慣だけに、できることなら変えたくない意見が多いようです。また、60代は47.3%と、過半数を割り込みました。実際に回答されたアイデアは以下の通りです。
「賽銭やお守りなどのキャッシュレス化はどんどん進めるべきだと思う」(30代/男性/神奈川県)
「初詣とか関係なくいつでも参る習慣になるように考えを移行させる」(30代/女性/福島県)
「神社の鳥居を潜る前に手を消毒、ソーシャルディスタンスを保って参拝」(50代/女性/大阪府)
「初詣の期間を1月いっぱいに延長して分散参拝しやすくする」(50代/男性/埼玉県)
「遠いところの参拝はオンラインでできたら良いと思う」(60代/女性/岡山県)
一家や親族、友人、同僚らとみんなで仲良く初詣。どうやら2021年は断念せざるを得ない可能性が高いようにも見えますが、ここが我慢のしどころかもしれません。もちろん、神社仏閣側も、入念な検討を行っていることでしょう。何らかのルールが決められた場合は、それをしっかりと礼儀正しく守る姿を見せることで、神様や仏様がご褒美に願いを叶えてくれるかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)