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からだ・美容

“コロナ胃痛”になってない? 不調の原因1位はやはり「ストレス」 悪化しているとの声も

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

原因はやはりストレス 診断結果「異常なし」のケースも

 では、胃の不調の原因を改めて尋ねてみましょう。結果はやはり「ストレス(63.2%)」が多数となり、以下は「食べすぎ(38.3%)」「飲みすぎ(17.4%)」と続きました。実際の症状としては、「胃もたれ(49.5%)」と「胃痛(32.4%)」「胸やけ(29.2%)」などが挙げられています。

 胃の不調は普段の生活にどの程度影響があるかという設問では、「影響がある(12.0%)」と「やや影響がある(40.1%)」を合わせると、実に計52.1%が「ある」と回答しています。

 感染不安や外出自粛などの制限、生活様式の変化など、具体的なストレスの種は至るところに存在しています。また、これらは社会全体に漂う閉塞感の根源。新型コロナとの闘いが長引くにつれて、ジワジワと心身に響いてきているのでしょう。

 また、胃の不調を感じている人に通院や検査の有無を尋ねると、「通院を控えている(74.0%)」が圧倒的でした。その理由については「新型コロナウイルスの感染が怖いから(43.9%)」がトップに。さらに、実際に通院や検査をした人の直近の診断結果は「異常なし(68.8%)」が最多でした。

 感染不安による「通院控え」が改めて明らかになる一方、ストレスなどによる心因性の不調も増加中のようです。とはいえ、「ストレスが原因」と自分で診断してしまうことも、考えもの。本当に何らかの病気だった場合を考えると、診察は受けておいた方が良いと思われます。

コロナ禍で食生活も変化 胃が不調な時に食べたい食品は「ヨーグルト」

 緊急事態宣言後、外出自粛や在宅勤務などで家にいることが増えました。そこで、食生活について聞いてみると、「甘いものを食べるようになった(30.5%)」が1位に。2位以下は「栄養バランスに気を付けながら食べるようになった(27.9%)」「自炊したものを食べるようになった(27.6%)」となっています。

 また、胃が不調な時は食べるものに気を配りたいですよね。「あなたが胃に良いと思う食品は」という設問では「ヨーグルト(65.7%)」が最も多く、次いで「お粥(43.3%)」「豆腐(34.1%)」と続きました。

 ヨーグルトは「毎日継続的に食べられる(食べたい)/食べやすい食品」でも62.3%の回答を集めて1位となっており、ニーズの高さが分かる結果となっています。

 食生活が改善されているような回答が見受けられる点は注目です。巣ごもりが続き、自炊の機会が増えた今、正しい食生活への認識を新たにする傾向が強まっているのでしょう。食生活や気持ちの持ち方を変えるなどしながら、胃の調子も改善していけるといいですね。

(Hint-Pot編集部)