どうぶつ
半身不随で瀕死…安楽死を勧められた元保護ねこ 諦めなかった飼い主の思い
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怪我をして動けなくなっていた子ねこを保護。しかし、その先には数々の困難が待ち受け、一時は「安楽死」を勧められ涙が止まらなくなってしまったことも。それでも諦めずに、絶対に子ねこを生かしたい、その一心で立ち向かってきた過程をYouTubeやツイッターで綴っている女性がいます。下半身麻痺のハチ(@Haaachi0)の飼い主さんに話を聞きました。
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母ねこから助けを求める声 怪我をして倒れている子ねこを発見
飼い主さんが、下半身不随のねこ「ハチ」くんを保護したのは、今年の6月のこと。2匹の子ねこと母ねこが自宅近くに住み着いたのを、当初は微笑ましく見守っていたそうです。ところがある日、母ねこが朝からずっとしつこく鳴き続けていることに気が付きました。
何か助けを求めているのか、気になって見に行くと、そこにはひどい怪我を負って倒れているハチワレの子ねこの姿が。そして、残念ながらもう1匹の子ねこの姿は見当たりませんでした。飼い主さんはすぐに怪我をしている子ねこを保護。母ねこはいつの間にかいなくなっていました。
先住ねこがいる飼い主さんに、保護した時の気持ちをお聞きしたところ、覚悟を決めるためお母さんに連絡をしましたが躊躇はまったくなかったそう。「今思えば自分への意気込みだったんだろうと思います。そして後悔もありません」と話します。
顔を見た瞬間、現在の名前である「ハチ」という単語が思い浮かび、名付けることに決めたそう。ハチワレということもありますが、飼い主さん自身が数字の「8」に縁を感じていたこと、そして末広がりで縁起が良いことも決め手でした。
「こんなにもたくさん乗り越えることになるとは思っていませんでしたが、今となれば末広がりそのもの。良い方向に進んでいるのでハチという名前がぴったりで、とても気に入っています」