どうぶつ
左目が癒着寸前 目ヤニでボロボロだったねこの1か月後の姿に驚きの声 「おめめぱっちりで美人さん」
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献身的なケアで見違えるような美ねこに成長中!
保護後、動物病院に連れていくと、がんもくんの目は結膜炎だけでなく、網膜も炎症を起こしていることが分かりました。しっかりと治すために清潔にし、処方された目薬をこまめに点眼。
それに加えて、がんもくんが目をかいてしまわないよう、しばらくの間エリザベスカラーを絶対外さないように心がけたといいます。しかし、子ねこに合うサイズのエリザベスカラーはなかなかありません。飼い主さんは一番小さい子ねこ用のカラーをさらに小さく改造して、テープで留めて使ったそうです。
動画の公開から約1か月後の11月中旬、ツイッターには保護された直後の写真2枚と現在の写真1枚が投稿されました。痛々しかったがんもくんの目はぱっちりと開き、キラキラと輝いています。同じねことは思えないほど、劇的に改善しました。
この写真は8万件を超える“いいね”を集めるなど大きな話題となり、「二人とも!! よく頑張ったね」「がんもちゃんお疲れ様です おめめぱっちりで美人さんですね!」「献身的な愛情に勝るものはないですね」と驚きの声が。
さらに「すごい……この状態からこんなかわいいクリクリな目に治るなんて うちの子のニャンも違う病院に行ってたら摘出しなくて良かったのかな……」などと、同じように目の病気を抱えるねこを保護した飼い主さんたちのコメントも多く付きました。
飼い主さんから愛情を注がれて幸せに暮らすねこは他にも
元気に遊ぶこともできるようになったがんもくんは今、おうちにいる猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症に罹患している長男「きなこ」くんや、多頭飼育崩壊と虐待から保護した次女の「わたあめ」ちゃんらと一緒に暮らしています。
きなこくんは友人のペットショップの前に捨てられていたところを保護され、ミルクから育てて、今では8歳になりました。ところが最近、猫エイズを発症してしまい口内炎と格闘中です。飼い主さんはサプリメントやごはんを工夫し、いろいろな治療を試しながら、「何か情報があれば」と集めているそうです。
また、わたあめちゃんは保護してすぐに「卵巣嚢(のう)腫」と診断されて全摘出しています。手術の際、元々飼っていた人に報告したところ、「安楽死させろ。自然に任せればいい」と、衝撃的な言葉を投げかけられました。飼い主さんは「悔しくて悲しくて泣いたのを覚えてます」と振り返ります。それでも諦めず、お世話になっている個人病院の先生のところへ。「1日遅かったら死んでいた」と言われるほどの状態でしたが、その後「全回復」。今では病気することのない、とても健康体となりました。
保護されていなければ、恐らく生きていくことができなかったねこたち。まだ病気と戦っている子もいますが、優しい飼い主さんから愛情をいっぱい注がれて、幸せに暮らしています。
(Hint-Pot編集部)