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正直いらない! 夫からのがっかりプレゼント サプライズでマイホーム建築された人まで

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

夫からの“がっかりプレゼント”体験談は続々と

 詩織さんの例はとても極端ですが、微妙なものを贈られて困ってしまったという声は他にも……。

「誕生日に、なぜかかなり型遅れのブランド物のバッグをもらいました。夫は『お前、このブランド好きだったよな!』と目をキラキラさせていましたが、アウトレットでも取り扱っていないくらい古いものなので、どこで買ってきたのやら……。ブランドなら何でもいいわけじゃないってことに、夫は気付かなかったようです。もらった時のまま、タンスの肥やしになっています」(理奈さん(仮名)・32歳)

「誕生日に何か欲しいものを聞かれたので『温泉に行きたい』って答えたんです。でも、夫が連れていってくれたのは近所のスーパー銭湯でガックリ。1泊でもいいから、温泉旅館に泊まってのんびりさせてほしかったのに……」(亜希子さん(仮名)・42歳)

「リビングのローテーブルが古くなってきたので買い替えたいね、って話をしていたんです。翌日、夫が『プレゼントだよ~』と買ってきたのは、まったく同じ形の新しいもの。どうせ買うならもっとおしゃれなデザインにしたかったのに……と悲しくなりました」(佐千恵さん(仮名)・50歳)

「昨年、夫からクリスマスプレゼントとして渡されたのは、ちょっとお高めの炊飯器。えっと……これ、家族で使うものだよね? 私だけのプレゼントじゃないよね? そのくせ、自分の分として高い腕時計を買っていて『あの炊飯器よりちょっと高いだけだから!』とニヤニヤ。もう、イライラが止まりません」(香奈さん(仮名)・44歳)

「夫がサプライズで、水色の箱のブランドのネックレスを買ってきてくれました。ホクホクして包みを開けたら、私が絶対に身に着けないような子どもじみたモチーフで逆にびっくり。夫には悪いけど、速攻メルカリで売りました(笑)」(江巳子さん(仮名)・39歳)

 と、出るわ出るわ。ご主人からの愛情が感じられなければ「受け取らない」という手段を取ることができますが、そうもいかないのがつらいところでしょう。

普段からのコミュニケーションで“がっかりプレゼント”を回避

「プレゼントを選ぶセンスが、夫にはない!」と嘆く前に、実は女性の側にも「やっておくべきこと」はあります。上で挙げた例の中でいえば、

「このブランドの、このバッグが欲しいんだよね」
「誕生日に、温泉旅館に連れていって!」
「ローテーブルを、この形じゃないもっとおしゃれなものに買い替えよう!」

 と、具体的な要望を事前に伝えておけば、ご主人が失敗する確率は大きく下がっていたかもしれません。普段からコミュニケーションを密にすることで、勝手に“大物”を買ってきてしまうことを回避できる場合も。

 クリスマスももうすぐ。イライラしないためにも、今年は今のうちから夫婦で互いの希望をしっかりと伝えておくといいですね。

(和栗 恵)