育児・家族

コロナ禍で夫婦・家族は変化? 多様性を求める声も 「死ぬまで誰かと一緒に生活するなんて…」

著者:Hint-Pot編集部

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コロナ禍が「夫婦・家族のあり方」について見つめ直すきっかけに(写真はイメージ)【写真:写真AC】
コロナ禍が「夫婦・家族のあり方」について見つめ直すきっかけに(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 新しい生活様式が定着した今、人間関係にもさまざまな変化が訪れている人が少なくありません。中でも夫婦や家族との関係性には、家にいる時間が増えたことで大きな変化が現れているのではないでしょうか。家族と夫婦は「いつも一緒」が当然なのか、それとも? 仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦”層に対して行った調査から、家族の形が今後どのように変わっていくのかを探ってみました。

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「コロナ離婚を考えている人を知っている」は15.5%

 ビースタイルグループ(株式会社ビースタイル ホールディングス)による人材サービス「しゅふJOB」。その調査機関である「しゅふJOB総研」は2020年9月、働く主婦766人を対象に、「これからの家族の形」をテーマにしたアンケート調査を実施しました。

 まずは、今年よく耳にしたキーワード「コロナ離婚」について。身の周りで存在しているかを尋ねたところ、「自分を含め、コロナ離婚を考えている人を知っている」は15.5%、「自分を含めて、コロナ離婚した人を知っている」は1.6%となりました。

 在宅勤務や不要不急の外出を控える日々は、家族や夫婦と過ごす時間を増やしました。夫婦の絆が深まったとするケースもあるようですが、これまで抱いていた小さな不満が表に出やすい時期ともいえます。顔を合わせる時間が増えても、精神的には良い意味で独立してお互いを思いやることができる関係が理想的ですよね。

 そこで「今後の家族の形として増えると思うもの」について尋ねてみると、「夫婦別姓(62.8%)」が最も多くの回答を集めました。以下「同性婚(54.6%)」「養子縁組(28.6%)」と続いています。

 回答者を年代別で見ると、「夫婦別姓」と答えた人は30代以下が61.3%、40代が59.4%、50代以上が65.6%でした。結婚しても旧姓のまま仕事を続ける人も増えているなど世間的な理解も進みつつありますが、それは最近のこと。年代が上がると結婚して姓が変わることでさまざまな苦労をしたという人も多いようで、その実感が込められている結果なのかもしれません。

 また、「同性婚」と答えた人は30代以下が64.5%、40代が55.9%、50代以上が51.3%となりました。世代が上になるほど「結婚は男女間で行うもの」という固定概念が強いようです。しかし、近年では「愛に性別は関係ない」という考え方も認知が進み、若い世代から時代が変わりつつあることがうかがえます。この世代の子どもたちが成人すると、結婚に対する認識はさらに変化することでしょう。