漫画
かわいさすら感じなくなることも…年子を抱える母の実体験漫画が刺さる 「ちょっと思い出したら泣きそう」
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なかなか伝わらないタイプの夫には「お手紙」がおすすめ!
「ちょっと思い出したら泣きそうだ」「分かります分かります、ほんと。あの一年、記憶がない、、、」「旦那が家事育児してくれていても、使い古した雑巾のように心身ともにボロボロになりますので早めに助けてあげてください……!」など、共感の声が殺到したこの漫画。描く際に本当に伝えたかったことなど、きたがわさんに語っていただきました。
Q.今回のテーマを描く上で、気を付けたことや、こだわった点を教えてください。
「文章だけのものより見てもらいやすいように、挿絵付きのお手紙、くらいのつもりで描きました。夫婦によってやってもらいたいこと、またできることは違うと思うので、『労わる』『目一杯やれることをやる』と曖昧な表現にしています。ただ、妊娠・出産・育児の大変さも伝えないことには、そのメッセージも弱いだろうと思ったので、私の実体験にも触れました」
Q.今回の漫画は夫に向けたメッセージでしたが、妻側でも気を付けた方が良いと感じる点がございましたら教えてください。
「自分を過信しないこと、です。ずっと本調子じゃないままだと、これはダメだ、というボーダーラインが自分でも分からなくなりがちなので。それから、これは具体的な手段の話なのですが、言ってもなかなか伝わらないタイプの夫には『お手紙』が有効度高めかな、と思います。『期日を設けてお返事までもらう』というのを最近やりました」
Q.たくさんの反響がありましたが、心に残った感想や、改めて気が付いたことなどがございましたら教えてください。
「夫たちに向けた作品ではあるのですが、やっぱり妻たちの反応が多かったです。孤独で過酷な子育てをしている妻はやはり多いのだな、と思いました。当時は『こんなにつらいなんて、私がおかしいのだろうか』と思うこともあったんですが、こうやって漫画にすることで共感も多くいただけて、私だけじゃなかった、と分かったというか……。夫の立場からの好意的な反応もいただいていて、『きちんと受け取ってくれる人がいる、描いて良かった』と思いました」
(Hint-Pot編集部)