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超人気お掃除芸人に学ぶ軍手の活用術 リビングや窓が簡単にピカピカになる方法とは
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ウェット&ドライのフローリングワイパーで床のホコリを一網打尽に
続いてはフロアの掃除術。いつもは掃除機をかけて終了だけれど、大掃除なら気合を入れてピカピカにしたいです!
「床は掃除機をかけた後、ウェットタイプのシート→ドライタイプのシートの順で、フローリングワイパーをかけましょう。ちなみにウェットタイプのフローリングシートから始めるのは、掃除機で取り切れなかった髪の毛やホコリなどを除去するためです。また、掃除機やフローリングワイパーは、“奥からドアに向かって”が基本。ホコリを追い出すイメージで掃除してください」
ここでサトミツさん、フローリングワイパーでは取れない原因不明のシミを発見! 心なしか、ちょっとウキウキしている!?(笑)
「こういうシミを見つけたら、別のアプローチをするわけです」
そして、アルカリ電解水を軍手に吹き付けて、ゴシゴシ……。あっという間にシミは消えました!
【サトミツ流・掃除の基本2】
・掃除機→ウェットタイプのシート→ドライタイプのシートの順に
・掃除機&フローリングワイパーは「奥からドアに向かって」
・原因不明のシミは軍手+アルカリ電解水で
網戸掃除の仕上げに薄めた柔軟剤を使うとホコリ除け効果が
大掃除の面倒な掃除場所として、間違いなく上位にランクインするであろう、窓拭き&網戸掃除。窓の汚れは主に手アカやホコリといった酸性のため、マイクロファイバークロスと弱アルカリ性の洗剤だけ用意すれば、一発できれいになるそう。
であれば、さっき使ったアルカリ電解水を使えばいいですか?
「(窓をじっと見て)あまり汚れていないので、同じアルカリ性洗剤でも、もっとpHの低い重曹水で落ちると思います」
というわけで、重曹水をマイクロファイバークロスにシュッ! 窓に直接、洗剤を吹き付けるわけではないんですね。
「どちらでも大丈夫ですよ。ただ、窓に直接吹き付けると液ダレするし、その液ダレが拭きムラを作る可能性がありますから。あまり汚れていないなら、そんなに洗剤を付けなくて大丈夫。また、ガラスに結露の跡が付いている場合は、酸性の洗剤を使ってください。それできれいに落ちます」
その後、乾いたマイクロファイバークロスで拭き上げれば、窓はピカピカ! 窓拭きと一緒にサッシのレール部分などを掃除する時は、軍手にアルカリ性洗剤を吹き付けて指で拭き取れば、手軽に掃除ができます。
続いては網戸のお掃除。重曹水を吹き付けた軍手で網戸を両側から挟み、上から下へと手を滑らせます。片面ずつ拭くと汚れが反対側に逃げてしまうため、両面を挟み込む方が効率よくお掃除できるそう。
「網戸掃除の後は、5倍くらいに薄めた柔軟剤を網戸に塗るのもおすすめです。静電気を抑える成分が入っているから、ホコリを引き寄せにくくなる。ちょっとした汚れ防止術として、ぜひ!」
【サトミツ流・掃除の基本3】
・窓の軽い汚れはpHの低い重曹水もOK
・重曹水はマイクロファイバークロスに吹き付けて使用する
・サッシのレール部分は軍手+アルカリ性洗剤で
・網戸は重曹水を吹き付けた軍手で両側から挟み、上から下へ滑らせる
・網戸掃除の後は5倍くらいに薄めた柔軟剤を塗って汚れ防止
軍手がこんなにお掃除に使えるとは、まさに目からウロコ。筆者も早速、窓拭き&網戸掃除を実践し、“軍手de網戸掃除”があまりに楽すぎて、感動しました! ちなみに窓拭きは、あまり掃除慣れしていない場合は、アルカリ電解水を吹き付けた布→水拭き→乾拭きの手順で掃除をすると、拭き筋を残すことなくスムーズにお掃除できそうですよ。サトミツ流のお掃除を伝授する企画第2弾では、水周りやトイレ掃除について教わっていきます。
1978年2月17日生まれ。東京都出身。O型。お笑いコンビ「どきどきキャンプ」メンバー/放送作家/構成作家。トイレ博士、掃除マニアとしての知識を生かしたサトミツ流掃除術が話題、テレビや雑誌で“お掃除芸人”としても引っ張りだこ。近著「どきどきキャンプ・佐藤満春の感動の掃除術」(宝島社)他、著書多数。名誉トイレ診断士、トイレクリーンマイスター、掃除能力検定5級、整理収納アドバイザー3級の資格を持つ。
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(中塚 真希子)