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簡単で“映える”アメリカ風クリスマス料理 LA在住ナチュラリスト直伝! おしゃれな前菜の作り方

公開日:  /  更新日:

著者:中塚 真希子

クリスマスと言わず普段でも クロスティーニの作り方は?

買ったばかりのバゲットならカットするだけでOK【写真:小田島勢子】
買ったばかりのバゲットならカットするだけでOK【写真:小田島勢子】

 続いて作り方です。スライスしたバゲットにマスカルポーネチーズを塗るだけのお手軽さ! クリスマスと言わず、普段から作ってみたいですね。

 
【作り方】
1、バゲットを斜めに1.5cm幅でスライスし、12枚をトースターで軽く焼く(焦げ目は付かなくても良い)
2、大きめのお皿に1を並べ、マスカルポーネを大さじ1程度ずつ、それぞれ表面に塗る

<サーモンのクロスティーニ>
 バゲットの上にスモークサーモンをのせ、黒コショウを振る。あればケッパーとディルで飾り付けし、上からエクストラバージンオリーブオイルを回しかける

<生ハムのクロスティーニ>
 バゲットの上に生ハムをのせ、輪切りか粗めのみじん切りにしたオリーブを飾る。仕上げに黒コショウを振り、エクストラバージンオリーブオイルを回しかける

<ラズベリーのクロスティーニ>
 バゲットの上にラズベリーを3粒ずつ置く。上からメープルシロップを回しかけ、ハーブを飾る

盛り付けをひと工夫 ドリンクをクリスマスっぽくする簡単テクも

ドリンクに浮かべるだけのラズベリー氷。製氷皿に少量の水とラズベリー、ミントを入れて凍らせる【写真:小田島勢子】
ドリンクに浮かべるだけのラズベリー氷。製氷皿に少量の水とラズベリー、ミントを入れて凍らせる【写真:小田島勢子】

 出来上がったクロスティーニは、せっかくなのでクリスマスっぽく盛り付けをしましょう。勢子さんのおすすめは、木のカッティングボードを使ったコーディネート。

「アメリカではホリデーシーズンになると、木のカッティングボードが売られているのをよく見かけるんです。そのため、木のカッティングボード=ホリデーシーズンの食卓というイメージになる気がします。それに普段の食事では、なかなかカッティングボードって使いませんよね。だから、ちょっぴり豪華な感じにもなります」

 確かにおしゃれで海外気分もたっぷりです! また、ドリンクもひと工夫できるそう。製氷皿にお水と合わせてラズベリーとハーブを入れて凍らせます。その氷をスパークリングウォーターやジンジャーエールなどに浮かべて飲めば、クリスマス気分はグッと盛り上がるはず。

◇小田島勢子(おだしま・せいこ)
「Hint-Pot」の連載でも大人気の、米ロサンゼルス在住ナチュラリスト。結婚を機に南カリフォルニア州へ移住、現在はロサンゼルス郊外で夫と3人の娘たちとともに、自然に囲まれた生活を送る。調理師としての資格や経験を活かし、食のアドバイザー・ライフスタイルコーディネーターとして活躍。日米のプロスポーツ選手やアクション俳優の身体作りアドバイザーも務める。他にも発酵食品作りの講師、創作料理のケータリングなど、その活動は多分野にわたっている。
https://hint-pot.jp/archives/column_type/seiko-odashima

(中塚 真希子)