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年末年始は短期で働きたい人が増加 理由2位は「時給・日給が高いから」 1位は17連休が影響?
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年末年始の過ごし方は決まりましたか? 例年であれば忘年会や年越しイベント参加、帰省、旅行などの他、稼ぎ時として期間限定の仕事に就く人も多いでしょう。とはいえ、今年はコロナ禍。外出を控えるべき状況は継続しています。アルバイト・パート求人情報サイトの会員を対象にした調査によると、今年の年末年始に働きたいと思っている人は4割超と、昨年度より増加していることが明らかになりました。
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就業に対するコロナ禍の影響 62.4%が「ある」と回答
ディップ株式会社のディップ総合研究所は2020年11月、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」の会員7499人を対象に、期間限定で働く年末年始の仕事に関するアンケート調査を実施しました。
まずは「今年、年末年始の仕事で働きたいですか?」との質問に対し、「とても働きたい(14.9%)」と「やや働きたい(27.3%)」の回答を合わせると、「働きたい」と答えた人は42.2%でした。昨年の38.1%から4.1ポイント増加しています。
次に「働きたい」と答えた人の属性を見てみましょう。1位は「高校生・高専(47.5%)」で、昨年比7.5ポイントアップ。また、2位の「会社員(45.8%)」は昨年比2.0ポイントアップ、3位の「大学・大学院生/短大生/専門学生(44.0%)」は昨年比8.6ポイントアップとなり、全体的に就業意識が高まっているようです。
コロナ禍でこれまでのアルバイト・パートのシフトが減っている場合、年末年始を挽回の時期と考える人は多いと考えられます。フリーターはもちろん、生活費を全額または一部自己負担している学生や収入が減った会社員も同様でしょう。
そこで、コロナ禍の影響について「就業への影響はあるか」とストレートに尋ねたところ、「とても影響している(24.5%)」と「やや影響している(37.9%)」を合わせて、62.4%が「影響している」と答えました。