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簡易湯たんぽのおすすめの作り方は? 警視庁が伝授 「50度のお湯」を作る水の割合は…
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日本は地形や地質、気象などの条件から、台風や豪雨、津波などによる自然災害が発生しやすい国土です。特に地震については、首都直下、南海トラフなど巨大地震が高い確率で発生することも予想されています。地震災害への心配が高まる中、冬ならではの心構えとして覚えておきたいのが寒さ対策。警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)が公開している、簡易湯たんぽの作り方が話題になっています。
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ホット用ペットボトルで簡単! 水を1/3注ぎ熱湯を8分目まで入れるだけ
冬季の災害でライフラインが止まってしまった場合、暖房が使用できず、避難先でも寒さに襲われる可能性があります。そこで知っていると便利なのが、警視庁警備部災害対策課が以前も紹介をしたことがあるという、この簡易湯たんぽ。
作り方はとても簡単。50度のお湯をホット用のペットボトルの8分目まで入れてタオルで包むだけ。ですが、災害時に50度程度に加減して沸かしたお湯を用意するのは難しいですよね。
湯たんぽにちょうどいい温度のお湯を作る方法
そこで、警視庁警備部災害対策課は、水とお湯の割合を分かりやすく写真付きで次のように説明しています。
「ホット用のペットボトルに水を1/3入れます」
「そこに沸騰したお湯を8分目くらいまで入れます」
この2工程を覚えておけば、湯たんぽにちょうど良い温度のお湯をすぐに作ることができます。空気は温められると膨張するため、お湯を入れすぎないようにしましょう。また、ホット用ペットボトルの耐熱温度は85度程度と言われています。熱湯を直接注ぐ際は十分に注意をしてください。
災害には日頃の備えが大切
さらにツイートでは、体温より少し高めの温度のものに長時間触れ続けることで起きる「低温火傷」にも注意喚起をしています。災害には日頃の備えが大切。湯たんぽなら、寒い夜に作って練習しておくことができそうですね。今回ご紹介した作り方を参考に、冬の寒さ対策としても簡単湯たんぽ作りを試してみてはいかがでしょうか。
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(Hint-Pot編集部)