「素敵なBAさんがたくさんいることがうれしい」　共感の声から気付いたこと

　作者に漫画を描いた理由や、その後についてお聞きしました。


Q.今回のテーマで漫画を描こうと思った理由を教えてください。

「2年前の出来事ですが、自分の中であまりにもショッキングで、心の中にずっとわだかまりとして残っていました。漫画にすることで過去の自分と同じように、パーソナルカラーの誤情報に苦しめられている人や、間違った知識を発信している人が1人でも減れば良いなと思い漫画を描きました」


Q.この一件の後、心境の変化など影響を受けたことはありますか？　

「自分のファッションやメイクなどの選定に少し自信がなくなってしまいました。数か月後にパーソナルカラー診断を受け、ブルベだと発覚するまでその状態でした」


Q．パーソナルカラー診断後、ブルベと判明した時の率直な気持ちを教えてください。

「オレンジと黄色の服が、とてつもなく似合わないので『やっぱり！』という気持ちでした。何となく自分はブルベだと分かっていたので腑に落ちましたが、同時に適当な基準でイエベだと決めつけた店員さんに対し、他の方にもこのようなことをしていなければといいな……と思いました」


Q.たくさんの反響がありましたが、心に残った感想を教えてください。

「BAの方から『私はお客様の好きを絶対に否定しません。パーソナルカラーと違う色でも似合わせるメイク提案をして見せます！』というコメントを複数いただき、素敵なBAさんがたくさんいらっしゃることにうれしくなりました。パーソナルカラーは似合う色を知ることでおしゃれをより楽しくするものであり、決して制限をかけるものではないと改めて思いました。今後ともパーソナルカラーを否定も盲信もせず、ちょうど良い距離感で楽しみながら付き合っていきたいです！」

（Hint-Pot編集部）