物はなるべく増やさない！　シンプルクリーンなコーディネートに

「お部屋づくりのマイルールはいろいろあります。家具の色は白を多めにして、そこに植物をなるべくたくさん置くことでクリーンな雰囲気の空間を目指しています。もらいものが多いので、リビングにあるもので自費購入したものはベッドやオープンラックなど数点ですが、すべて白系を選んでいますね」

「部屋が全体的にシンプルなので、季節に合わせてお花や壁に絵を飾って色を足し、アクセントを付けています。美術館に行くのも好きなので、ギャラリーショップで買ったポストカードも額装して飾ったりも。また、物をなるべく増やさないようにしています。すべての物に置き場所を決めて、片付けや掃除をしやすい環境にすることで、清潔感をキープできるんです」

「私のおすすめの模様替えテクは、ベッドカバーの色を変えること。面積が大きいので変えるだけで部屋の雰囲気ががらりと変わります！」

生活感を適度に残して温かみのある色合いの家具をチョイス

「住んでいる私たちも居心地が良く、招いた人も気持ち良く過ごせるようなお部屋を心がけています。そのため、生活感を適度に残しつつも洗練されている空間が好みです。家具を選ぶ時は、木の色味を揃えるように意識しました。テレビボードや本棚などがその例で、温かみのあるブラウンを選んでいます。柄物を取り入れたいなら、白ベースのものを選ぶのがポイント。そうすると派手になりすぎず、すんなりとお部屋になじむんです」

「また、生活感が出やすい小物から、おしゃれなものに変えていくのも重要。例えば、ティッシュカバーや充電ケーブルなどを自分好みのデザインにチェンジ。それだけでほどよくこだわりのある空間に変わります」

「模様替えに関していうと、壁が真っ白なお部屋に住んでいる人は、壁を飾ることをおすすめします。ポスター1枚でもお部屋の雰囲気が変えられますよ。私はドライフラワーのブーケを飾ったりしています」

モノトーンで統一　シンプルモダンがテーマ！

「シンプルモダンがテーマなので、白を基調としてグレー、シルバー、黒、クリアの素材のインテリアでスタイリングしています。インテリアブランドも『IKEA』や『ZARA HOME』などが好き。とはいえ、あまりものを増やしすぎず、なるべく低めのインテリアを選んで圧迫感が出ないようにしているのもこだわりです。また、どんなインテリアも利便性を考えて使い勝手の良いものを選んでいます」

「お部屋をちょっと模様替えしたい時は、インテリアの配置を変えて楽しみます。同じ部屋、同じインテリアでも配置を変えるだけで雰囲気が変わるもの。ベッドの向きを変えるだけでもOKです」

「もし買い足しするのなら、空間の主役となるインテリアを追加します。私は『Francfranc』の女優ミラーを購入してメイクスペースを作ったら、自分好みの空間になりました。また、リメイクシートを利用するのも手。100円均一ショップに売っているリメイクシートを使うのもコスパがいいです。私は、洗面台にリメイクシートを貼って海外風にアレンジしました」

（弓削 桃代）