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人気おせちランキング 「好き」「苦手」どちらも1位に輝いた料理とは 理由は圧倒的な存在感?
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知ってる? おせち料理に込められた“願い”&“いわれ”
さて、おせち料理にはそれぞれに込められた“願い”や“いわれ”があることをご存じでしょうか? 「込められた“願い”や“いわれ”をご存じのおせちを教えてください(※“願い”や“いわれ”は諸説あります)」と尋ねると、以下の結果になりました。
【込められた“願い”や“いわれ”を知っているおせち料理ランキング】
1位 「数の子→卵の数=子孫繁栄」(57.6%)
2位 「黒豆→まめに元気に働けるように=無病息災」(43.6%)
3位 「タイの姿焼き→めでたい=おめでたい」(34.0%)
またもや1位は「数の子」に! 存在感が強すぎてびっくりしてしまいますよね。ちなみに7位には「どれも知らなかった(23.8%)」が入っており、“願い”や“いわれ”を知らないという人も少なくないことが分かりました。「何でもおいしければ関係ない!」という豪胆な人も多そうです。
調査では、6位以下のおせちの“願い”や“いわれ”も紹介しています。そこで、まだまだ終わりが見えないコロナ禍の2021年だからこそ知っておきたいものをセレクトしてみました。知ってから食べると、今までとは味わい方も違ってくるかもしれませんね。
・レンコン→穴が開いている=将来が見通せますように
・かまぼこ→紅=めでたさ・魔除け、白=神聖さ・清浄
・酢ダコ→たこ(多幸)=幸せでいられますように
・筑前煮→名前の中に“ん”が付く=“運”が付く
・紅白なます→紅白の水引=一家の平和祈願
・ゴボウ→地中に根を張り力強く成長する=延命長寿
ご当地&我が家流おせち料理もバラエティ豊か!
おせち料理は地域によっても違いがあります。「全国的にはあまり知られていない“ご当地おせち”があれば、その具材と地域を教えてください」の設問では、以下のような回答が寄せられました。
「かぶら寿司(石川県):大根、サバが入っている」(20代/女性/石川県)
「甘栗(長野県):くりまわしよく、との理由」(30代/女性/長野県)
「イセエビ、金粉、ブダイの煮付け(静岡県)」(30代/女性/東京都)
「ほうとう(山梨):おせちとしても食べる」(50代/男性/東京都)
「長野県飯田地方では蜂の子」(50代/男性/石川県)
また、“我が家流”のオリジナルおせちとしては、以下のような回答も。どれもおいしそうですが、やっぱりお酒が進みそうなものも多いですね。
「いなり寿司、淡雪羹」(20代/女性/鳥取県)
「手羽先の甘辛煮」(30代/女性/東京都)
「クワイを素揚げにして塩で食べる」(40代/女性/広島県)
「イカの松笠焼きです。アオリイカの皮をむいて切れ目を入れて串を打ち、酒と塩少々を入れたタレに一晩漬け込み、弱火で焼くだけです」(40代/男性/兵庫県)
「イカナゴも欠かせない」(50代/男性/千葉県)
地域や各家庭によってもおせち料理の具材はさまざま。日本の伝統文化とはいえ、毎年同じ料理に飽きを感じている人は、自己流のおせち料理を作ってみるのも楽しそう。友人たちと「我が家のおせち料理」の内容を比べ合ってみるのも面白いかもしれません。何より大切なことは、新年の幕開けをおいしく楽しくハッピーに迎えることですから。何はともあれ、今年もよろしくお願い致します!
(Hint-Pot編集部)