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奇跡の“アラフィフ美魔女医”が歩む超アグレッシブ人生 若々しさの秘訣は絶えない向上心にあり?

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部・佐藤 佑輔

10代の受験生に囲まれながらも独自の勉強法で受験戦争を突破

 周りの受験生が10代ばかりの中でみるみると順位を上げ、わずか1年の受験勉強で見事医学部に合格。効率よく成績を伸ばせた理由には、並外れた勉強量はもちろん、自分なりに編み出した勉強法もある。

「もともと記憶力はいい方だったんですが、単純暗記よりもいろいろな要素を紐づけたほうが覚えやすいんです。あえて複雑なエピソードとセットにしたり、図を書いて絵として覚えたり、樹形図のようにツリー状に連ねたりと、いろいろ工夫はしました。あとは量ですね。医学部の過去問を片っ端から、解法が反射で出てくるまでやりこみました」

 熾烈な受験戦争を突破できた裏には、周囲の受験生との意識の差もあったという。

「私は『絶対に受かる!』という強い自己暗示をかけて臨みましたが、それができたのは仮に落ちても何も失うものがなかったから。30代で仕事もあったし、受かって称賛されこそすれ、落ちてもそれが当たり前。18歳の受験生では、なかなかそうは考えられないでしょうし、ネガティブにならなかったことがよかったのかもしれません」

40歳でモデルとして実年齢公表 ミセスコンテストの日本代表にも

 医学部入学後はモデル業を再開。在学中の2011年には40歳の誕生日を機に年齢を公表したが、当初は明かすつもりはなかったという。

「モデルはどうしても年齢で先入観を持たれるお仕事。公表するつもりはなかったんですが、通算3枚目のDVDを出すときに撮影監督をしてくださった写真家の山岸伸先生が『公表しようよ!』と言ってくださって。ちょうど入籍も考えていた時期だったので、いいタイミングかなと。今は女性が年齢なりの美しさを維持できるよう、積極的に発信しています」

 2019年には既婚女性を対象とした世界の名だたるミセスコンテスト「Mrs ECO International」や「Mrs. Universal」の日本代表に相次いで選出。医師としては抗加齢医学会認定専門医を取得し、医療と美容の両面から年齢に合った健康法と美しさの提唱を続ける。

「ドクターとしては訪問診療を行うなど、いつまでも臓器を見るのでなく人を見る医師でありたい。モデルとしても年齢を重ねたその時々の美しさを伝えていけたら。あと、昔から物語を書くのが好きで、小説家にもなりたいんです。まだまだ野望はたくさんあります」

 いくつになっても夢を持ち続けることが、若々しさの秘訣なのかもしれない。2021年を強くたくましく生き抜くために、ぜひともお手本にしたい女性の1人だろう。

(Hint-Pot編集部・佐藤 佑輔)