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コロナ禍で郊外への「住み替えニーズ」上昇 中古マンション価格の相場に下落傾向なし

著者:Hint-Pot編集部

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コロナ禍が現在の住まいを見直すきっかけに(写真はイメージ)【写真:写真AC】
コロナ禍が現在の住まいを見直すきっかけに(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 テレワークや外出自粛などで在宅時間が長くなると、現在の住まいに不満を覚え始めた……という人も多いのではないでしょうか。「仕事部屋が欲しい」「1人になれる空間が欲しい」などといった理由で、思い切って引っ越しをした人もいるようです。調査の結果、賃貸・購入を問わず引っ越しをした人は34.5%、また中古マンション価格に相場の下落傾向は見られないことが分かりました。

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コロナ禍を受けて「引っ越しや物件の購入を検討」は23.4%

 マンション情報サイト「マンションレビュー」を運営する株式会社ワンノブアカインドは、同サイトのデータ動向や登録会員へのアンケート結果を集計。2020年のコロナ禍における「住み替え」の意識や行動、実際の相場についての動きをまとめました。

 まずは東京都内在住のメルマガ会員に対する意識調査アンケート(2020年10月に実施・有効回答数2271件)から見ていきましょう。「コロナ禍での生活の変化により、引っ越しや物件の購入を検討しましたか?」という質問に対して「はい」と回答した人は23.4%でした。

「はい」と回答した人に実際の行動を尋ねると、「物件を購入(9.5%)」と「賃貸(8.0%)」を合わせて「すでに引っ越した」派は17.5%、「物件の購入が決まった(11.6%)」と「賃貸での引っ越しが決まった(5.4%)」を合わせて「引っ越しが決まった」派は17.0%でした。両派を合わせると、34.5%が実際に引っ越しをした(する)ことになります。

 また、「物件を調べて引っ越しを検討中」は37.5%、「物件を調べたが引っ越しには至らなかった」は20.7%でした。引っ越し希望していても、思い通りの物件がなかなか見つからなかったり、自身の仕事や家族の仕事・学校など都合で行動に移すことをためらっていたりする人も多いのかもしれません。

 実際に引っ越しが決まった人に選択した物件を尋ねると、「中古マンション」が65%を占めていました。いざ引っ越しを考えても、希望の場所に新築物件がある確率はさほど高くはないでしょう。このため、購入・賃貸を問わず、選択肢は中古マンションが多くなると考えられます。