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話を盛る後輩や仮病を使う恋人にドン引き 大迷惑な“令和のオオカミ少年”事件簿
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こちらから問いかけてもいないのに、大げさに話を盛って注目を浴びようとしたり、嘘偽りの不幸自慢をして話の中心になろうとしたり。あなたのそばにもそんな「かまってちゃん」はいませんか? 職場の同僚や恋人がこうした人物だとストレスが溜まってしまいそうです。今回お届けするのは、まるでイソップ童話に登場する「オオカミが来たぞ!」とうそぶく少年のように、迷惑この上ない「かまってちゃん」が起こした事件簿です。
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とらえ方が違いすぎる!? 被害者意識が強い後輩
九州地方在住の万里江さん(32歳・仮名)は、地元企業でともに働く3年後輩の女性の言動に悩まされているそう。後輩女性が授かり婚をすることになり、安定期に入ったところで上司に結婚と妊娠の報告をしたことから事件は起こりました。
その後輩女性から「相談がある」と言われ、部内の他の女性を含めて5人で、仕事帰りに軽食が取れる喫茶店へ。すると、次のようなことを打ち明けられたのです。
「後輩いわく、部長から開口一番、『調整が大変だけど、産休を取るのも仕方がない』って言われたそうなんです。しかも、『産後にちゃんと働く気があるのか?』とまで。それで後輩が知らず知らずのうちに、何か部長に嫌われるようなことしていないか、教えてほしいという相談でした」
涙を浮かべて部長の非を語る後輩。それを聞いた他の女性たちも「何それ、ひどい!」「その発言はアウトでしょ!」と憤っていました。ですが、万里江さんは1人、「何だかなぁ」という状態だったそう。
それというのも、万里江さんはその日、たまたま応接室のすぐ隣にある資料室で調べ物をしていたため、後輩女性と部長の間で交わされたやりとりをすべて聞いていたというのです。
「部長の言い方はもっと優しくて……。出産後も働いてくれる気があるならば、育休後の働き方を見据えて徐々に仕事を調整していこう。健康な赤ちゃんが生まれるのを楽しみに待っているけど、何かあればすぐ相談してほしい、というようなことを言っていました。それを、なんであんな風に曲解しちゃったんでしょう」
ちなみにこの女性、日頃からネガティブな発言が多く「かまってちゃん」な態度が目立ち、これまでにも閉口することが多かったのだと万里江さん。
「一応、周囲には話半分に聞いておいた方がいいよと、後からやんわり伝えたのですが、このご時世ですから大事にならないか心配です……」