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訪問者がまき散らす悪い気は植物で浄化 みよこ先生のインテリア風水~間取りが悪い家の改善法
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気軽に実践できるオリジナル風水で人気のみよこ先生は「府中の神様」などと呼ばれ、雑誌の連載や全国各地のセミナーで活躍中です。そんなみよこ先生の大好評連載、新章はインテリア風水。今回は風水でよく聞く“間取りが悪い家”についてのお話です。先生が目撃した“間取りが悪い家”の悲劇、それを救済するためのみよこ流風水などをじっくり伺いました。
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“間取りが悪い家”とは“気の流れが滞っている家”のこと
“風水的に間取りが悪い”というような言葉を聞いたことはありませんか? 有名人が、家を建てる前やマンションを選ぶ際、人気の風水師に間取りを見てもらったなどという話がありますよね。私の相談所にもよく、「家を建てるのですが、図面を見てください」というクライアントさんがいらっしゃいます。
では“間取りが悪い”とはどういう家を指すのでしょう? これはざっくり言うと、2つの種類があります。まずは気の流れが良くない家。そしてもう1つは、そこの方位にあってはいけないものが存在している家です。そのせいで家の気が停滞してしまい、住人にも悪影響を及ぼすようになるのです。
よく聞く悩みとしては、まず健康問題があります。例えば、その家に越してきてからやけに家族が怪我をするようになった、病人が増えたなど。金運や仕事運に影響があった方も多いです。成功間違いなしと言われていたはずの仕事で失敗をしたり、いいところまで行ったビジネスが急に頓挫してしまったり……。“間取りが悪い家”に住んでいると、そういった問題が次々と持ち上がってくるのです。
廊下が家を“分断”していると“家の分裂”につながる
私が見てきた“間取りが悪い”家としてよくあるのが、玄関を入って正面に階段があるパターン。そしてもう1つはマンションなどで、玄関を入ってそのまままっすぐ、廊下の先にリビングが見えているパターンです。
そういった造りの家は、訪問者に「家の中はどうなっているのか?」という想像をかき立てがちです。訪問者が善良な人であればいいのですが、そこに嫉妬や羨望が絡んでくると厄介。「この家はうちよりも広そう。悔しい!」「きれいな家だな。自分は何でこういう家に住めないんだろう?」――。そんな邪念が家の中に入り込んで、気の流れを滞らせる。挙げ句、住人の運気ダウンへとつながります。
他にも、マンションや大きなお宅に多い“廊下を挟んで左右対象に部屋が並んでいる間取り”にも注意が必要。廊下が家を“分断”してしまっていると、“家の分裂”につながるからです。跡取りがたくさんいたはずなのにみんな出ていってしまったり、どんどん人が亡くなって最終的に誰も住む人がいなくなってしまったり……。
私のクライアントさんにも、そういった間取りのせいで極端な悪運に見舞われた方がいました。この方は、越してからすぐにご主人が亡くなり、子どもさんは2人とも病気で長期入院する羽目に。「家族がたくさんいたのに、結局この家には今、私しかいなくなってしまいました」。そう言って涙を流していた姿が、今も忘れられません。