からだ・美容
巣ごもり中こそ爪のお手入れを 自宅で試せるセルフネイルの基本をプロが伝授
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マスク生活でメイクを楽しめない分、手指くらいはきれいに見せたい! 外出自粛でなかなかネイルサロンに行けず、セルフネイルを始めてみようと思っている人も多いのでは。とはいえ、ズボラ&不器用な人はマニキュア1つ塗るだけでも四苦八苦。そこで、セルフネイルの「ここだけ押さえればOK」という基本中の基本を、東京の人気ネイルサロン「スパネイル 竹芝店」の店長・高橋有希子さんに教えていただきました。
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基本1:まずは爪を整えて形に統一感を
「まずは爪の形に統一感を持たせることですね。人差し指は丸いのに中指はとがっていると、やっぱりバラバラに見えて汚い印象になります。長さと形を整えるだけでも、手がきれいに見えますよ」
高橋さんによると、爪切りではなくヤスリを使って整えるのがポイント。整える形も自分の爪タイプによって似合う、似合わないがあるそう。
「爪の先がカーブになっているタイプは、伸びた爪の角だけを取ればスクエアに。伸びた先が扇形のようになっているタイプは、少し横を削って縦長に。先端を丸くすればOKなので、どちらの形も自分の爪に合わせれば簡単です」
短いネイルに濃い色を塗るのも最近の流行なので、思い切って短く整えてみてもいいかもしれません。
基本2:力を入れすぎずに優しく手早く塗る
マニキュアを塗る時によくある失敗といえば、筆の跡が筋のようになったり、均等に塗れずにムラになったりすること。これはどちらも、塗る時に力を入れすぎたことが原因だそう。
「軽く筆がしなる程度の力でも、押し付けて塗ると筋やムラができてしまいます。力を入れずにすっと優しく塗ってください」
マニキュア液の取り方にもコツがあるそう。ボトルのフチで筆をしごき、マニキュア液を付けるのは“筆の片面だけ”がポイントです。さらに、爪を3ブロックに分けて塗るイメージで、1度目の塗りと2度目の塗りは間隔を空けること。
「右手の親指から小指、そのまま左手まで全部塗ってから右手に戻りましょう。適度に乾燥した状態で2度目の塗りができるので、失敗が少ないです」
また、2度目の塗りを少し多めの量にすると、1度目でできたムラをカバーできるとのこと。