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からだ・美容

巣ごもり中こそ爪のお手入れを 自宅で試せるセルフネイルの基本をプロが伝授

公開日:  /  更新日:

著者:yoshimi

基本3:濃いめのマットカラーなど塗りやすい色を選ぶ

 ピンクやベージュなどベーシックなカラーを選びがちですが、実のところ塗りやすいカラーはボルドー系や赤、またピンクなら濃いめのマットカラー。1度目の塗りで失敗しても、2度目の塗りでカバーしやすいのだそう。

「濃いなら濃いカラー、薄いなら薄いカラーが、ムラが目立たないので初心者でも塗りやすいと思います。一番難しいのは乳白色。白っぽいベージュなどは、私たちも何回も練習するカラーです。ピンクやベージュは自分の指の色に近いものを選ぶと、ムラができても目立ちにくいですね」

 一番失敗しにくいのはラメ入り。逆にパール入りは難しいものもあるので注意が必要です。

「パールはキラキラしているものを選びましょう。粒子が細かくてキラキラしていないパールは、筆の跡が残ってしまったり筋になったりしやすいんです。私たちもドキドキしちゃうカラーですね」

基本4:流行りのニュアンスネイルは意外と簡単!

 コツを掴めば一色塗りでも十分ですが、アートにも少しチャレンジしたい人におすすめなのが、「かっちりとしたデザインではなく、塗りかけのような感じがおしゃれ」というニュアンスネイル。

 透明のベースコートを塗った後に、爪の先端部分など一部だけに塗りかけのように粗めでざくざくと濃い色を塗り、その上にラメをちょんちょんと乗せるだけでOK。グレーなどのくすみカラーに、ゴールドのラメをササッと塗るだけでもおしゃれ! コツはカラーとラメをきっちりではなく「ちょっと中途半端かな?」と思うイメージで塗ること。

「マニキュアを3本持っていれば組み合わせも楽しめますし、そこにラメが1本あるといろいろと遊べますね。あとは、爪楊枝でドットを作ってみても。最近はシールやグッズも増えているので、気軽に挑戦してみてください」

 コツさえ押さえれば、意外と簡単なセルフネイル。とはいえ、甘皮の処理などネイルケアはサロンにお任せした方がいい場合も。

「甘皮は爪の奥に菌が入らないようにフタをする役目があります。サロンでは余分なところだけを取るのですが、取りすぎてしまうと逆にささくれが増えたり、爪の根本が炎症を起こしてしまったりとトラブルのもとに」

 ハンドクリームで保湿するなどの基本ケアはセルフで問題ありませんが、甘皮の処理などは慣れていないと間違ったケアになることも。難しい&困った時は、迷わずプロに相談しましょう。

 長く続くマスク生活で落ち込みがちな時も、手元が華やかになれば自然と気持ちも上向きに。手軽な気分転換法として、セルフネイルをおうち時間の1つに加えてみては?

◇高橋有希子(たかはしゆきこ)
スパネイル アトレ竹芝店」店長。JNA本部認定講師、ネイルパフェジェル エデュケーターの資格保持者。竹芝店のおすすめポイントは、開放的な大きな窓から豊かな自然を感じられる店内だそう。3月末まで「ネイルクイック創業25周年感謝祭」を開催中。またオリジナル商品も好評です。

(yoshimi)