どうぶつ
犬の散歩に必須のリード それでも「つけなくていい」と考える人の理由は?
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つけなくてもいい派は犬の権利やしつけを重要視?
では、「つけなくてもいい」と考える人たちはどのような意見を持っているのでしょうか。自由回答の結果を見てみましょう。
【犬を飼っていない人が「つけなくてもいい」と考える理由】
「しっかりとしつけされている犬だったらリードをつけていなくてもとりわけ恐怖などは感じなかったから」
「きちんとしつけされているのであればリードをつけなくても良いと思う。海外に在住した時にリードをしない飼い主&わんちゃんが多く驚いたが、しつけがきちんとされていて、むしろどうやって訓練しているんだろうと気になったくらい、しつけされていた」
「犬にも権利はあると思うからです。この世のものすべてが人間のものではないから」
「犬の性格によりますが飼い主の言うことをしっかり聞いて飼い主から離れない犬はリードが必要ないと思います。ただ興奮しやすい犬には必ずリードが必要です」
しつけ・訓練の効果や犬の権利などを根拠とする意見のようです。飼い主ではなく犬の立場を考えたものが目立つ理由は、犬を飼っていないため「見かけた犬に対して思うこと」がストレートに反映されているのかもしれませんね。
しかし残念なことに、リードをつけていない犬が原因となる事故は発生しています。犬を飼っている人に「つけていない愛犬」のトラブルに関する経験を問う設問では、「ない」(78%)が最多となりましたが、次いで「危害を受けたことがある」(20%)、「危害を加えてしまったことがある」(2%)、「両方ある」(1%)と続きました。
犬の気持ちが分かるかは、飼い主さんでも意見はさまざま。それでも動物が家族の一員として社会と共存するためには、飼っている側もいない側もお互いに配慮が必要です。リードはそんな配慮の1つと言えるでしょう。地域のルールを守って、みんなが楽しく暮らせる社会を目指したいものですね。
(Hint-Pot編集部)