数字だけのカレンダーを飾ると仕事運がアップ

　とはいえ、多少の絵や写真を飾ることは問題ありません。むしろ運気を上げる壁インテリアもあるので、まずは欲しい運気別に飾ると良い物をお伝えします。

○愛情運：家族の写真やペットなど動物の写真を南東か南の壁に。南のエネルギーが強まり、住人に愛の気を注いでくれます。

○金運：お気に入りの神社やお寺の写真を西側に。金運が出て行ってしまわないよう、守ってくれますから。西であれば、太陽の絵を飾るのもおすすめです。家の中に金運の気を足してくれるんですよ。

○健康運：森や公園など自然を描いた風景画を東に飾ると◎。自然が持つ優しい力で、住人を癒やしてくれます。

　また、部屋ごとに飾ると良い絵や写真もありますよ。リビングルームにはフルーツがおすすめ。フルーツの“実り”が“家族の夢や願いが実る”に通じるため、住人の全体運を上げてくれます。

　子宝を望むご夫婦なら、ザクロをモチーフにした絵画を寝室の西側に飾るといいでしょう。仕事部屋には数字だけが書かれたカレンダーを。余計な気を散らすことがなくなり、仕事運がアップします。

　以前もお伝えした通り、南や東からは良い気が入りやすいもの。その方角に窓がない家は、壁に風景画を飾ってください。窓代わりとなって、家の中に良い気を呼び込んでくれます。

古い壁紙にはホコリだけでなく運気を落とす邪気もつく

　壁インテリアを楽しむ時は、いくつか注意していただきたいこともあります。

　まず、家族写真などで人間が写っている写真を飾る場合は、画びょうやピンではなく、両面テープなどで貼ってください。写真には写っている人の気が入っています。それをピンなどで留めると、壁だけでなく写真にも穴が開き、そこから運気が漏れてしまう。すると、怪我が増えるなど、健康運に良くない影響が出やすいんです。

　そして、飾っている写真は時々表面を拭きましょう。写真の表面にはホコリと一緒に、いろいろな気がまとわりつきます。良い気だけならかまいませんが、悪い気がつくと運気を停滞させてしまうんです。乾いた布にお塩を少し振って揉んだもので拭くと、よりお清め効果が高まりますよ。

　壁紙そのものにも注目してください。どんなに良い絵や写真を飾っても、壁紙自体があまりにも汚れていると風水効果は半減します。そのため、たまには大掃除などで壁も拭きましょう。

　家も住人とともに生きています。家の中の“気”を吸っているのです。気は常に良いわけではなく、時によどむこともある。それらをすべて吸っていくうちに、壁紙には良くない気が溜まり始めます。タバコのヤニで黄色くなった壁を見たことはありませんか？　あのイメージです！

　目に見えるような色はついていなくても、時間経過とともに壁紙には邪気などもまとわりつきます。そのせいで、家の中の気が落ちていってしまうんです。あまりに古い壁紙は思い切って張り替えるのも手。良くない気をさっぱりと一掃することができますよ。

（みよこ先生）