体感時間は半分に　日中に具を作って保存しておけばすぐ包める！

　柴野さんにこのアイデアの利点や注意点などをお聞きしました。

　
Q.今回のアイデアを実践する前と後では、どの程度の時短になりましたか？
「時短できた正確な時間は分かりません。普段から他の家事と並行して夕飯作りをしており、また今回は日中に餃子の具を作って絞り出し袋に詰めて冷蔵庫で寝かせ、夕方に包んだためです。ただ、体感時間としてはいつもの半分ぐらいの感覚でした！」

Q.「並べている間に皮は乾燥しませんか？」という疑問が多くありました。乾燥を予防する方法は？
「乾燥しなかったのは25枚ずつ作ったからかもしれません。150枚を一気には並べず、6ターンに分けて行いました。餃子の皮が25枚入りだったため、まな板に1袋分ずつ並べて絞り出して包んで、次の袋を開けて皮を並べて……を繰り返しました」

Q.気を付けた方が良いと思った点や、改善点などがございましたら教えてください。
「皮を広げる場所の『水分』に気を付けた方が良いと思いました。この日、包む直前に他のおかずを調理していたため、洗ったまな板が布巾で拭いても微妙に湿っていたんです。そこで、まな板にラップをかけてから皮を並べました。

　もしかしたら、結果的にこのラップもいい仕事をしてくれたかもしれません。おかげで皮がくっついたりすることなく、ストレスゼロで包むことができました。事前に皮を並べる場所の水気をしっかり拭き取っておくか、もしくはラップをかけるかすると良いと思います」

Q.大きな反響となり、リプライでおすすめの方法を教えてくださる方もいらっしゃいました。実際にマネしてみたいと思った方法はありますか？
「どれも試してみたいものばかりなのですが、中でもつくねとハンバーグはぜひと思いました。つくねって、丸める時にタネが手にべったり付いてしまうのが悩みだったので、手が汚れずに作れそうでいいですよね！　今はお鍋のおいしい季節ですし、寒い季節のうちにやってみたいです。それとハンバーグも丸めるのが面倒だと思っていたので、この方法でできるなんてうれしいです。教えてくださった方々に感謝しております」

Q.最後に読者へメッセージをどうぞ
「実は今月26日に『放課後、きみがピアノをひいていたから～プレゼント～』（集英社みらい文庫刊）の第7巻が発売予定です。漫画家の榎木りか先生によるイラストもとっても素敵なので、ぜひたくさんの方に手に取っていただきたいです。また、著書の1つに一般向けの『思い出とひきかえに、君を』（集英社オレンジ文庫）があります。今の季節にぴったりの切なくて温かい恋物語なので、興味を持っていただけたらうれしいです」

　
　ふと目についたものを使ってみたら、「劇的に楽ちん」という結果に。自分なりにやりやすい方法をアップデートすれば、より時短で便利になりそうです。

（Hint-Pot編集部）